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元毎日新聞記者の西山太吉さん死去 91歳 沖縄返還密約追及

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    日本維新の会 参議院議員 兵庫県選挙区選出

    元記者の立場から言うと、伝説の方でした。手法は別として、真実を明らかにするというジャーナリズムの本質を追及したと思います。ご冥福をお祈りいたします。


注目のコメント

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    A.T. Marketing Solution 代表 VISOLAB(株)CMO マーケティング、ブランディング

    先日。横路北海道知事が亡くなった際に、沖縄返還時の密約(1971年)についての記事を読み、西山さんのお名前を知りました。
    西山さんと外務省女性事務官とのスキャンダラスな関係もあり、当時はマスコミでも相当取り上げられ、その後澤地久枝さんが「密約」という題名で書籍化したリ、読売新聞の渡辺恒雄氏が西山さんを擁護するコメントを発表したり大きな騒ぎになったようです。2021年にはTBS日曜劇場でドラマ化(運命の人、原作:山崎豊子)もされています。
    当時のマスコミは女性事務官を「騙された哀れな女性」として報じましたが、澤地さんの書かれた「密約」の解説文を見ると別の見方もあったようです。

    私には西山さんの実績を論評する能力はありませんが、(手法には問題があったにしても)権力に阿る最近のマスコミには見習ってほしい部分もあります。

    <澤地久枝著「密約」の解説文より>
    裁判が終わってからしばらくの間、蓮見氏(女性事務官)は週刊誌のインタビューやテレビのワイドショーに出演して、「朝日新聞のTさんや読売新聞のSさんとも親しい」などと思わせぶりな発言をし、「他人の家庭に波風を立てるようなことを、何故わざと言うのだろうか」と澤地氏に疑問をいだかせている。
    そのうち事件を取材する澤地氏は、あまり遠くない過去に蓮見氏と親密な交遊関係を持ったことがあるという男性に遭遇する。その男性は仕事で外務省に出入りしていたが、いつしか蓮見氏と親しくなり、外務審議官の秘書をしている蓮見氏の元には審議官宛のお歳暮が山のように届けられたが、その処分は秘書に任されていて、その男性が酒を飲むことを知っていた蓮見氏が「少しお持ちになる?」といって渡されたジョニー・ウォーカー黒ラベルが、両手の紙袋に7、8本はあったとか、彼女と食事した際にどのようにして彼女が彼をホテルにいざなったか、など証言するのである。
    要するに、あの女性事務官は「この男は酒で釣れる」「あの男は審議官の机の上の書類のコピーで釣れる」という具合に判断して行動していたらしい。そういう女に引っかかった西山氏こそ被害者というものではないだろうか。
    しかし、問題の本質は、西山記者と蓮見事務官がどういう関係だったのかという点ではなく、アメリカとの密約が暴かれたにも関わらず、その問題を男女間のスキャンダルに矮小化して誤魔化した日本政府の態度なのである。


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    ノンフィクション作家

    杉山隆夫さんが、『メディアの興亡』(1986年 文藝春秋)で、この密約報道について詳しく書いている。杉山さんは、そもそも紙面で勝負をせず、記者がしりえた情報を、政治家である横路氏に渡して、国会で追及させた、その点が間違っているという意見だったと思う。

    検察が、この情報を西山氏が事務官と「情を通じ」入手したと冒頭陳述で述べ、それまで各紙が連携していた「知る権利」のキャンペーンは崩壊、毎日新聞の部数の凋落はこの事件を機に始まった。

    しかし、密約の存在は後に実証される。

    後の裁判で、政治部で他社ながら肝胆相照らす仲だった渡邉恒雄氏が、西山さん側の証人として出廷するなどした。

    西山さんに取材した山崎豊子さんの『運命の人』も必読。


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