先進国の出生率低下の要因として見落とされているのは「男性」だった? | 「『適切な』男性が不足している」
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いやこれは納得。明文化されて文字で読んでハッとさせられました。
> 教育水準の高い人ほど、避妊をする可能性が高くなり、生殖能力を「予測不可能で避けられないものではなく、個人の選択によって管理可能な問題」と見なす傾向が高くなる。
確かに教育水準の高い男性の方が避妊をする人が多い印象があります。逆に、教育や知性レベルの低い男性はコンドームを嫌がったり、生理の仕組みの基礎的な知識すら持っていない人が多い印象あります。
下手に子どもができて行動制限されたくないという意識があるのでしょう。避妊に関しては教育水準というか性教育においての教育水準だと思う。同じような知的水準と倫理観を持った人が高卒で就職するか大卒で就職するかは関係ないだろうと思う。
また途上国の場合は性教育に加えコンドーム自体が高いと感じる人が多いだろう。先進国でも分断が進むアメリカなんかはそういう傾向がありそう。日本はそういう割合は小さいと思う。
あとそれでも根本的には『価値観の変化』って部分が大きいと思う。給与が安い層は昔からいたしそれでも結婚してきた。とはいえ経済的に不安定だから恋愛に消極的になったり結婚が難しくなったりする傾向もデータに出ている。そういう意味では直接的な効果は小さいかもしれないが『同一労働同一賃金』などを推進する形で底上げをする政策はした方がいいように思う。教育レベルの上昇がもたらす影響といえば、勉強して知識を多く持つとか、どうすれば経済的に困らないかを考えて行動したり、不合理なこと、例えば犯罪をおかして責任を問われると自由を奪われて不幸になるのを理解していることなどでしょうか。
それよりも、社会のしくみが高度化したり、周囲のインフラが発達して生活が便利になるなど、先進国ならではの要因のほうが相関関係という意味で影響力は高いでしょう。
避妊の知識以前に、そもそも避妊用具が普及していなければ避妊は進まないですし、周囲にいろんな楽しみがあると、子づくり子育てに関心が向かなくなるのは必然です。
インフラが整っていない原野で生活している自分、前近代的な社会のしくみの中に置かれている自分。そんな自分自身を想像してみると、男性でも女性でももっと意識は変わるでしょう。