「いい作品ではなく売れる作品だけが出版される」そんな世の中でいいのか…ある小説家がこの10年でなめた辛酸
コメント
注目のコメント
コンテンツがサチってしまっている限り、売れない作品が淘汰されていくのは、文章も音楽も同じ印象です。
私は受賞経験はないですが、文學界新人賞などの文学賞の経過発表で芥川賞作家と名前を並べた事もありますし、ラノベ系の大賞でも◯次選考通過経験は何度もありますが、もはや現代では文学など誰も必要としていないし、ラノベなどAIが書いたものでも充分な世界がやってこようとしており、運良く出版できたとしても食べていくことは大変困難でしょうし、以前の様な夢も抱くのは難しくなっていると考えています。
なので、ラノベにしろボカロにしろ、作品の力よりも、マーケティングやプロモーションの力が重要な部分があることは、今や誰も否定できないと思います。
という、世を拗ねたブログ記事を最近書きましたので、よろしければどうぞ。
https://note.com/tasty_koala698/n/nda94eb1d5713ちょうど関連記事で「“ウェブトゥーンの原作”として注目集める「ウェブ小説」、600万DL超え「テラーノベル」」というのが出ていて、こうしたCGMからのメディア展開という、低コストで多産多死のパイプラインが多く勃興する一方で、個別の事情はあるとは言えこの記事に書かれたような書き手の市場はどうなるのだろうという思いはある。
制作のプロセスや市場の変化は当然ながら作品の変化にも繋がるわけで、個人的にはそれが面白い方向に変化しているのかというというと結構疑問もあります。少なくとも多様性に繋がっているかは相当疑問。小説とは異なるが、180度開脚の本が各種メディアでめちゃくちゃプロモーションされ、100万部以上売れた。肝心の開脚するための方法は、わずか10ページしかなかった。
中身よりもプロモーションで売れることを示しているが、やりすぎると本離れを引き起こしますよな。