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FRBがインフレ目標2%のターゲットとなるPCEコアのインフレ率が予想を上回ってしまいましたので、利上げ打ち止め観測後退、米経済オーバーキルリスク再燃で米株大きく下げました。
生産者物価指数と消費者物価指数(CPI)は1月も前年比で低下傾向が続いていますが、個人消費支出統計から計算するがゆえ購買品目の乗り換えを反映するPCE物価指数が反転し、上昇傾向を示したわけですね。もともと2%の物価目標はこちらが前提ですからFRBの注目度はこちらの方が高いはずで、引き締め姿勢が強まるとの警戒感が広がるのは分かります。
コロナ禍中で積み上がった米国の家計の消費余力(≒過剰な貯蓄)は急速に減り続けているようですが、米国の消費者は本当に強気ですね・・・ 仮にそうなら、インフレ期待が高止まりしてFRBが引き締めの手を緩めると忽ちインフレがぶり返えした1970年代から80年代初めの米国と同じようなことが起きないとも限りません。他の物価指数がこの先どうなるか、暫くは目が離せそうもないですね (・.・;
コアPCEの伸びが前月比+0.6%(市場予想+0.4%)となっていますから、少しサプライズ気味ではありますね
利上げ停止が遠のいたかもしれません