LCC ジップエア 代替燃料「SAF」で二酸化炭素排出 実質ゼロへ
NHKニュース
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2030年までにはSAF=Sustainable Aviation Fuelを全航空燃料の10%に置き換える目標が立てられています。
もちろん、SAFも燃やせばCO2を出しますが、出したCO2は原料となる植物が成長過程で大気から吸収したものなので、原理的には空気中のCO2を増やさない、という理屈になってます。
(自動車に適用されている電気や水素は航空機には応用が難しいなか、)従来の燃料と同様にパラフィン構造の液体燃料なので、これまでの燃料タンクにそのまま入れて使えるのも大きな利点と言われています。
課題はコストで、従来の燃料に比して少なくとも2倍以上。また、今の原料のメインは廃食油ですが、そんなに供給量が多いものでもない。原材料の国内での安定供給(都市ゴミ、排ガスなども期待されています)、それによる生産体制の安定化、コスト減が期待されるところですね!
注目のコメント
絶望的に供給が足らない(満足な量を作る目処も立たない)中、「うちだけゼロにします!」っていう宣言、そこはかとなく漂う虚しさは「もののあはれ」とでもいうのでしょうかね?(笑)。
何にせよ、まだまだ「根本的な解決」に向けた努力が求められるところです。