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【全図解】知っておくべき、世界の「覇権」30年史

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    第2次世界大戦後、最も多くの死者が出た戦争は、おそらく、
    ・バングラデシュ独立戦争(1971) 死者およそ300万人
    ・ベトナム戦争(1950~1975) 死者およそ300万人
    ・ビアフラ戦争(1967~1970) 死者およそ200万人
    ・朝鮮戦争(1950~1953) 死者およそ200万人
    です。
     戦争とは少し違いますが、中国の文化大革命やカンボジアのポル・ポト派の統治でも数百万人規模の死者が出ています。

    ロシア・ウクライナ戦争の死者は、これらの戦争の死者数を超えることは、おそらくないでしょう。
     これらの戦争にいえることは、第2次世界大戦後の世界秩序を変えることは無かった、ということです。
     つまり、戦勝国であった米英仏、ソ連中国が、共同で世界秩序を維持していく、という仕組み自体は変わらなかった、ということです。
     朝鮮戦争当時は中華人民共和国は常任理事国ではなかったし、ベトナム戦争ではソ連と中国は、直接には参戦していない、というかたちをとっていました。

    ロシア・ウクライナ戦争でも、米英仏と中国が直接戦争しているわけではありません。
     ただし、ベトナム戦争の頃と比べても、対立の構図は明確になり、世界秩序を共同で維持していく、という姿勢が、ロシアにはまるで見えなくなっています。
     そういう意味では、戦後の世界秩序が崩れかけている、という兆候が顕著になっています。

    本当に戦後の世界秩序が崩れるのは、米英仏とロシア・中国が直接戦争をする時ですが、それはロシアではなく中国が一方の中心として戦争を始める時でしょう。そうなると、過去2回の世界大戦に相当する戦争になります。
     世界大戦に勝った国々が、次の世界秩序をつくる戦勝国となります。
     ロシアには、米英仏と直接戦争をする力はありません。
     ロシア・ウクライナ戦争は、そこに至るまでの、対立の構図を明確にして、緊迫を高めていく段階にあたるでしょう。
     前哨戦のような段階ではありますが、この段階での戦時体制への移行や経済力が、次の本格的な世界大戦にも大きな影響を残します。


  • NewsPicks 記者

    昨日、プーチンの演説を見ながら自分が学生だったときに教わった安全保障の知識を思い出していました。安保系のゼミに入っていた自分が当時学んていたのは、強大なアメリカという国家に対する、テロリストなどによる「非対称戦」でした。当時行われた戦争といえば「対テロ戦争」で、アメリカはアフガンに出かけていったものの、あくまで命題はテロ組織を壊滅させることでした。

    しかし今、そんな時代は終わっていると実感します。安保理の一因であるロシアが猛然と侵略戦争を仕掛け、国連の集団安全保障は機能しない。そして、かつてブダペスト覚書で「ウクライナの領土保全を担保する」と約束したアメリカやイギリスは当然のごとく、軍事介入しない。そんな国際合意よりも国内世論のほうが重視されて当たり前かのようです。明らかに、時代は変わったと思います。

    こうした背景をさかのぼっていくと、悲しいかな今回の戦争が「起きるべくして」起きているのではないかと考えさせられます。そして、ロシアが勝てばもう後戻りできないほど、世界は違うものになると感じます。こうしたダイナミックな国際政治や覇権の歴史を稀代の国際政治学者・細谷雄一先生の解説も交えて全図解でお届けします。是非ご高覧ください。


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    リブライトパートナーズ 代表パートナー

    イデオロギーの違いを理屈で説き伏せる事は不可能である、これが人類の不都合な定理、そうである以上地球上から悲しい戦争は無くなろうはずも無い。出来る事はまずは個々人単位の自己防衛と、国単位で少しでもマシになる(諍い事を先伸ばしにしたり減らしたりする)ための投票行動くらいだろう。前者に関して言えば高齢者はともかくとして寿命がまだ数十年以上ある人は居場所のモビリティは意識するに越した事は無いように思う。ウクライナロシアにせよ香港にせよ土地に縛られる生き方の人々が憂き目に遭っている一方、ふいっと移住している周りの知人はそこまででも無い。移民難民問題は他方で世界に厳然としてあるのだが、個々人にとったらとりあえずの生存のほうがマターだろう。


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