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電気機器、初の貿易赤字転落 22年下期、輸出の花形様変わり

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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    バブル崩壊以降のマクロ安定化政策を誤ったことにより、異常な円高を放置して産業の空洞化を促してしまったことが遠因かと思います。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    30年ほど前まで電気機器は、裾野が広くグローバルに戦え、日本経済の原動力たり得る規模を持つという意味で自動車と並ぶ我が国の二大産業の一角でした。タイムズスクエア正面の看板は、コカ・コーラを除くと殆ど日本の家電メーカーが占めていると思える程でした。
    ところがバブルが弾け銀行に不良債権が積み上がり、金融が詰まって日本企業の委縮が始まって、定年、リストラ、処遇の不満で去った技術者が、韓国、中国等の企業に高給で引き抜かれ、技術が移転して行きました。しかも韓国などは法人税率が圧倒的に低く産業用の電力料金も安く、企業立地条件が我が国より一段上でした。同社が急成長した当時、韓国企業の法人税等の負担が我が国と同じなら、設備投資額は年間千億円単位で少なかったろうと言われます。そうであれば日本企業がここまで後れをとることは無かったろうと思います。電気機器の輸出が減ったのは、円高による海外への移転ばかりが原因ではなさそうです。
    当時の私は40歳代の働き盛りでしたから、そうした雰囲気を如実に覚えています。このままだと電器産業は大変なことになりそうと心配したものですが、そうなってしまったわけですね。世界の産業構造が大きく変わる中、我が国だけは50年前も今も上位企業の顔触れが殆ど変わらず、電気機器に代わる企業と産業が立ち上がる雰囲気がありません。これで自動車が地位を弱めたら、我が国は本当に弱くなってしまいそう。
    かつてアトランタで銀行の支店長をしていましたが、米国には日本の製造業が沢山進出して米国のみならず世界に輸出しています。米国で生産した自動車を、太平洋と日本を飛び越して隣の韓国に売っていたのです。その韓国にも、日本より豊かな欧州にも大量に進出して生産し、世界に売るのみならず日本にも輸入しています。その反面、GDP世界3位の日本に進出して製造する外国企業は皆無といっていいほどです。米国に自主的に進出するTSMCに来てもらうため、政府が5000億円もカネを出さざるをえないのが我が国の現実です。
    ことは「電気機器、初の貿易赤字転落」に止まりません。日本をベースに企業と産業が育つ力が細っていることが問題の根にあることを忘れてはならないように感じます。為すべきことは1990年代から言われ続けているけれど、財政支出の拡大と金融緩和の声に押されるばかりで一向に進みそうにありません(・・;ウーン


  • WithMetis 代表取締役 理学博士(物理学)

    電機(音響映像機器や通信機)にばかり目をやると弱気になってきますが、半導体等電子部品や重電機器、電気計測機器には競争力があるので、そこの部分は黒字になっています。
    以下は昨年全体の貿易統計
    https://www.customs.go.jp/toukei/shinbun/trade-st/2022/2022_115.pdf

    貿易統計全体でみると、やはり、鉱物性燃料が価格上昇により輸入額の増加が問題がです。

    後は、付加価値の高い輸出品を作れるかです。例えば医薬品は、コロナワクチンの関連で大きく赤字ですが、実は世界の医薬品売上top100の創出国では3位とそれなりの位置なのです。これをひっくり返して、むしろ大きく黒字にすることも可能だと思います。


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