中国、海外上場規則を発表 当局が管理へ
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自由な資本主義が経済を発展させて来ましたが、局所的には独裁政権で選択と集中を成功させ、発展してきた国もあります。
中国は今のところ成功しているようにみえますが、この後どうなるでしょうか。
注目のコメント
わかりづらい話なので仕方がないのですが、このニュースについて混乱があるようです。
というのも、この海外上場規則は中国企業の海外上場を制限するというよりも、トラブルが起きない手法を透明化するものです。
中国企業が海外上場する際にはVIEスキームと呼ばれる手法が使われることが大半です。難しいので興味のある方はググっていただければと思いますが、「上場会社と事業運営会社には資本関係はなく、契約で経営を支配し利益をすいあげる」「資本関係がないので中国企業として外資規制を回避できる」というメリットがあります。
良いことづくめに思えますが、法的にグレーゾーンだったため、いつ当局にお叱りをうけるかというリスクもあります。また米中対立が続くなか、データ安全保障などの面でもリスクは高まっています。
どういうケースならば海外上場はOKで、どういうケースならダメなのか?
今までは明確な一線はなく、当局のお気持ちを理解することが重要でした。で、その気持ちを読み間違えた結果、米国に上場した配車アプリのディディが怒られて、超速での上場廃止に追いやられたことも。
ディディほどの大企業で、政府ロビーのプロもいるような会社でもお気持ちを読み取ることはむずいわけです。
今回の新たな規制では海外上場の前には事前審査が必要となるので、そこで許可をいただければ気楽に上場できるようになる、と。
ここが一番のミソです。
以下、宣伝です。
Newspicksトピックスで「デジタル・チャイナの裏側を掘る」というコラムをやっています。今回の件についても元気があれば投稿したいと思うので、良かったらフォローしてください。
https://newspicks.com/topics/china/証券市場のデカップリング。問題は米中当局が相互にそれを望んで、互いに癒着しながら進めているように見受けられる点。大国のエゴイズム。公権力の暴走。企業側の意志、市場原理、シティズンの権益が置き去りにされないか。
中国はドンドン独裁的で孤立する方向に向かってますね!彼らからすると自国を守るためということなんでしょうけど、逆に経済の競争力は弱まる可能性が高いと思います。
中国と西側(アメリカ)のばかしあいは続く!!