この連載について
本を読むことは、心を豊かにしてくれる。慌ただしい毎日のリフレッシュにもなるだろう。ただ、ビジネスパーソンには時間がない。そんな悩みを抱えるあなたにNewsPicks編集部が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、話題の書籍の要約をお届けする。
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これは主に個人で活動されている方、すべてに当てはまる本だと思います。
「振り向かれるまで片思いする姿勢」は、本書5つのマインドのなかでも印象的です。
TwitterやInstagramで情報をただ発信し続けるだけでも十分な効果があると思いますが、やはり、誰かの目に止まってもらうためにはアピールが必要です。
私がTwitterでよくリプライやいいねをくれる人は、単純接触効果で意識せずとも気になってしまいます。
たった1秒のリアクションの積み重ねで、ずっと長い関係が得られることがきっとあることでしょう。
・自分らしさを上手く表現すること
・どこに(場所)×いつ(時期・タイミング)×何を(情報)でエピソードを作る
・自分を俯瞰する姿勢
自分をアピールのが上手い人は、こういった広報活動にも強いのではないか?と感じました。
本質だと思える。新しいものを早く出せば良いと思っていたが、誰にどこでどの様に届けたいか。これが固まっていることが大事だと改めて理解。
『広報活動の本質は、「繋がり」をつくっていくことにある。
自社の利益だけを考えて、メディアとのネットワークを築こうとするのは、本当の意味でのリレーションづくりとは言えない。
メディアに取り上げられるには、メディア側のメリットをよく考えねばならない。
多くのユーザーに選んでもらいたいなら、ユーザーとの関係性もきちんと見つめるべきだ』
(以下、記事中からの引用)
知識以上に重要なのは、5つの姿勢だ。
1つめは、「コミュニケーション好きの仮面をかぶる姿勢」。
根っからの話し好き、人懐っこい性格でないと務まらないというわけではない。
会話のときだけ「広報としての仮面」をかぶり、スイッチを切り替えられればそれでいい。
2つめは、「はやりの沼に片足をつっこむ姿勢」。
人気のものはとりあえず試し、「なぜ人気なのか」を一歩引いて考えてみる。
すると、時代観に対するリテラシーが構築され、時代に適した文脈や言葉を判断できるようになる。
3つめは、「自分を俯瞰する冷めた姿勢」。
ひとりで広報活動をしていると、つい自社が伝えたい情報だけを並べてしまいがち。
落ち着いて「それを知らない人が見たらどう思うか」を考える客観性を持つことが重要だ。
4つめは、「振り向かれるまで片思いする姿勢」。
リレーションづくりは片思いのようなものとも言える。
知り合いの記者が担当した記事を見て感想を送るなどして、しつこくない程度のマメさで、忘れ去られることのない存在にならなければいけない。
5つめは、「フラれてもへこたれない姿勢」。
広報は100件アプローチして、1割でもリアクションがあれば上々だ。
フラれることを恐れない心が求められる。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません