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大国間競争と戦略的相互不信を象徴する昨今の米中攻防。仮に気球問題を受けて米中首脳が、対面でなくても、ビデオか電話での会談をアレンジできるのだとすれば、それは米中関係の一定の安定性と成熟性を示すと理解していいと思います。
およそ大国の首脳であれば、外交努力は続けるものであるし、平和を望んでいる、ということは繰り返し発言します。
 プーチン大統領も、今の戦争が始まる前から各国の首脳と会談を続けているし、開戦後も英仏の首脳などとは、オンラインで頻繁に連絡をとっていました。
 日本は、戦争を始めながら、同時に首脳が外交をする、というのは、あまりできたことがありませんが、欧米諸国ではむしろ当然のことです。
 ヒトラーなども、戦争が迫ってきてからこそ、外交を盛んに繰り広げました。やるにしろやらないにしろ、戦争に際しては外交はできるだけ活発にやるものです。

日露戦争の直前にも、伊藤博文が単身、ロシアを訪問して、歓待されています。結局、軽くあしらわれましたが。

ヒトラーは、第2次世界大戦の直前にはしきりに平和をアピールした外交を繰り広げ、カモフラージュと戦争準備の時間稼ぎに使いました。プーチン大統領も、それに近いことをやりました。

米国が、今、中国に対して積極的な外交を働きかけるのは、今後戦争をやるにしろやらないにしろ、当然のことです。彼らの発想では。
 中国の首脳は、日本と同様、事前のすり合わせもできていないのにトップ会談して、トップ同士の交渉で打開策を決める、といったことは苦手そうです。毛沢東のような稀少種ならそういうやり方も適応できたでしょうが。
今日から開催されるミュンヘン安全保障会議において、ブリンケン米国務長官と王毅外交担当国務委員が会談し、その内容によって米中首脳会談が開催されるかどうかが決まるのだろう。今回の気球の件は、内々に手打ちとなるのでは。
トップ会談となった場合、議題は気球に留まらないでしょう。
いずれにしても対話を続けるのはとても重要です。お互いメンツがあるので譲れないことも多いと思いますが、話し合っていただきたいです。
何らかの結果を出すというより、継続させるのが重要だと思います。
米中対立の溝が深まる一方ですが、まずは協議する姿勢を見せているため、今後の関係悪化はなるべく防いで欲しいと思います。
中国が駐米大使や外務省報道官の人事でソフト路線を打ち出したタイミングだっただけに出鼻をくじかれました。しかし、ロケットによる撃墜はメンツを重んじる中国に対してやり過ぎだったと思います。ピストル1発で気球には穴が開くし、積み荷の精査もできたと思います。こういう形で米国が関係修復に動くには、非常に良いことだと思います。
習主席といつ協議するかについては明言しなかったものの、中国と外交的な取り組みを続けていると明らかにしました。
習は会わないのでは?