英スコットランドのスタージョン自治政府首相、辞任へ 記者会見で発表
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注目のコメント
なぜ今辞めるのか?については、英国のメディアでも、一致した見解はありません。
「疲れたのではないか」という見方が多く、それはそうかもしれません。
公約してきたスコットランド独立も、独立を問う住民投票も、実施できていない、ということはありますが、英国の裁判所に止められているせいなので、スタージョン氏の責任というわけでもありません。
辞任会見の際の発言です。
"I could go on for another few months, six months, a year maybe, but I know as time passed, I would have less and less energy to give to the job,"本質からそれますが、スタージョン氏はCOP26で初めて途上国のロス&ダメージに資金拠出を約束して風穴を開けました。COP27でのロスダメをめぐるサプライズ合意につながる功績ではないでしょうかね。
同じ女性ということでどうしてもニュージーランド首相の例を連想してしまうのですが、性別はどうあれCOVIDによる3年間余りの異常な社会状況のもとで政治を預かる事は如何にタフな政治家であっても容易ではなかったと思います。
G7も首脳の多くは選挙やその他の理由で交代しています。残っているのはトルドーとマクロンだけかな。
というわけでお疲れさまというのが率直な感想です。