ファレル・ウィリアムスが「ルイ・ヴィトン」メンズ・クリエイティブ・ディレクターに決定! ヴァージル・アブローの後任として
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注目のコメント
これは驚きと共に納得の人選でした。さすがLVMH戦略。
ラグジュアリーブランドのメンズ路線は既にストリートファッション中心になっていて、そこはファッションデザインという枠を超えた、音楽、アート、ライフスタイルでインフルエンス力を持つ人がより優位性を持つ世界だということを証明しましたね。
2021年亡くなった前任のヴァージル・アブローも建築学修士という出自でした。ストリーファッションとヒップホップカルチャーの関係は密接であり、次のルイ・ヴィトンの「クリエイティブディレクター」としてファレル・ウィリアムス以外になかったと思えるほどのマッチであります。
LVMHグループではKENZO のでデザイナーにNIGOを起用したりと、このメンズファッションのストリート化の流れは止まらないでしょう。
「デザイナー」ではなく「クリエイティブディレクター」であるというところもポイントです。今やファッションデザインは服の造形だけでなく、ライフスタイルやストーリーをいかに演出し、見せるかが問われているということ。
デザイン自体はチームで行うのでそこも問題ない。
レディスではフィービー・ファイロ(元CELINEのデザイナー)が9月にカムバックするという嬉しいニュースも。ますます2023年はファッションが面白いです!まさかこういう時代がくるとは!本職がファッションではないかつセレブリティの1人が、ラグジュアリーブランドのクリエイティブディレクターを務める。すごい時代としか言いようがないです。
文化キュレーションにおいては必ずやバズを生み出してくれるファレルの起用。
クリエーションというよりもむしろ、マーケティングに分類される戦略という印象です。