【吉田世博】ソクラテス、プラトン。偉大な哲学者は「暇」だった
コメント
選択しているユーザー
chatGPT早速使ってみました。新しい農園の名称を決めなければいけないので、キーワードを打ち込んでアイデアを出してもらったところ、
数10秒でそれっぽいのが10個、最初は英語のカタカナ名称に偏ったので漢字とか平仮名とか条件を入れて全部で30個ばかり。
結論としてはありがちなワードの組み合わせになるので、「悪い例」としてメンバーに周知して全て不採用でしたが
「こういう使い方ができる(よくあるそれっぽい答えに価値がないことを再認識させられる)」のかと思いました。
世の中のほとんどの情報はそれっぽく、今っぽいだけでオリジナリティがないのは当然のこととして
そこにはない10%未満のクリエイティブを生み出すのは容易ではない。
それを作らなければおそらくAIのそれっぽさに対抗できないし、AIも進化するのでさらにそのハードルは上がるのでしょう。
ごく一部のクリエイター以外はAIでいいやになりそう。
一方で誰もが参加できるクリエイティブももちろんあって
それは商品ではなく、個人の楽しみの絵や詩やあるいは生き物の飼育、スポーツ、人間関係なのだろうと思います。
日々の些細なことを楽しむことの価値が相対的に高まるような気がします。
注目のコメント
タイトルの割にあっさりとしか触れられていませんが「暇」はとっても大切なものだとつくづく思います。達成意欲の高い人たちは「暇」=「非効率」と決めつけがちですが、自分の思考を広げ解放してくれるのは、実は「暇」あってのことではないかと思っているので。ソクラテスには及びませんがワークマンの土屋専務も「最初の2年、何もしなくていいと言われたから今がある」とおっしゃっていました。
ご参考
https://shimizu-lab.jp/blog/5935.html技術進化や効率化によって生み出される時間の使い方こそが本質だろう。
「なぜ効率化するのか?」という問いに、「効率化のため」と答える人も少なくないのではないか。
効率化にも功罪ある。
効率化の罪への意識が薄いようにも覚える。
でなければ、タイパのような考え方がこれだけバズることもないはず。
「物理的な時間や精神的なゆとりがないから、新たな思考がなかなかできない」
もう少し具体化すると、「目先業務に手いっぱいなので、新規事業や抜本的改革に本腰を入れられない」という、企業のあるある問題にも通じる。
暇になることで思考が進むというのもあるだろうが、思考を進めるために暇を作る、というのもあるだろう。
両方のアプローチがありうるが、前者であっても、早々に思考を進めることは必要になる。
そこで進めるべき思考として、短期視点/現実的/自分目線から脱却した、中長期視点/理想的/社会目線が大切になる。
つまり、ゆとりを持つことでしがらみから離れて本質的なことを考えよう、またはしがらみから離れて本質的なことを考えるためにゆとりを持とう、ということである。
それがゆとりがなかった従来では考えつかなかったような革新につながる。
やりたいことをするために暇をねん出する、そのためにどうテクノロジーを使いこなすことができるか、、、そんな順番で考えを進めたい。