【美味い経営】ガチ中華の王国「味坊集団」はなぜ成功したか
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「味坊」というガチ中華店をご存じでしょうか?
首都圏のグルマンの間では、つとに知られた人気店。ガチ中華店の先駆けでもあります。
気がつけば、系列店は東京都内に10店を数えるまでに増えていました。
飲食業は参入障壁が低いものの、競争が厳しい上に低収益で、生き残りが難しい業種です。
特に2店舗目を成功させることはハードルが高いと言われ、スケールさせられないまま終わっていく店は少なくありません。
そんなレッドオーシャンで味坊は、多店舗展開に成功し、さらに人気店としてのブランドイメージを高く保つこともできています。
なぜなのでしょうか?
この問いを抱きつつ、週末の読者のための柔らかい読み物を書いてみました。
梁宝璋さんのアイコニックな風貌と、垂涎の料理写真とともにお伝えします。
ちなみに、個人の嗜好に基づくおすすめ味坊メニューは以下です。記事を読んで「行ってみよう」と思った方、試してみて下さい。
【味坊】豚バラ肉と白菜漬け煮
【羊香味坊】チチハル風おから炒め
【老酒舗】青唐辛子卵焼味坊の梁さんがNPに!うれしい!
いつもうまいうまいと食べているだけだったのですが、こんなストーリーがあったのですね。
ワインもガラスケース(セラーではない)から自分で選んで開けてもらうスタイルで、正直色と産地と値段くらいしかヒントがないのですが、ハズレのないクジを引いているような気分でワクワクするんですよね(どれもおいしい)。
よく行く三軒茶屋のお店はランチだと定食スタイルで食べられるので、お一人でも気軽に楽しめます。
東京はなかなか行けないなあという方は、お取り寄せもあるのでお家でも味坊を体験できます。私もコロナ中に冷凍の餃子などを家で楽しませてもらいました。
https://www.ajibo.jp/?mode=pc昨日は非難めいたコメントを書きましたが、やはりこうでなくては、と思います。神田のお店は「最初に来た顧客がターゲット顧客」というエフェクチュエーション理論通りの展開ですね。「競合はするけど自分たちはしない」ことを含め、なるほどと思わされることがいくつもありました。