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日本銀行(にっぽんぎんこう、にほんぎんこう、英語: Bank of Japan)は、日本銀行法(平成9年法律第89号)に基づく財務省所管の認可法人(財務省設置法4条59号)であり、日本国の中央銀行である。 ウィキペディア
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植田先生は「名目金利のゼロ政策」「流動性の罠」の先の緩和効果の可能性として、この会合で、フォワードガイダンスの考え方を文言の形で現実に政策に取り入れようとされました。既に議事録も公表されていますので、(ちょっと大部ですが73頁だけでも、、、)ご関心があればお読み頂ければと思います。https://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/record_1999/gjrk990409a.pdf
私も一緒に働かせて頂きましたが、大変洞察力に優れた、実務感覚も卓越した方と感じました。
こちらの特集でふれていただいたので、若干補足します。
植田先生には、東大日次物価指数(現日経CPI now)プロジェクトを事業化して立ち上げた2015年のナウキャスト 創業から間もない頃、渡辺努先生(現東大教授)、西村清彦先生(当時東大教授、元日銀副総裁)とともに技術顧問に加わって頂き、当時出していたマンスリーレポートに寄稿いただいたり、ビッグデータを活用したマクロ経済分析などについてさまざまな場面でご紹介をいただくなどし、応援していただきました。
その意味でも、今回の人事は誇らしく思っています。
・技術顧問に就任していただいた際のプレスリリース(ご参考)
フィリップス・カーブの再検討におけるオルタナティブ・データ活用の可能性についてコメントをされていました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000018183.html
「以前金融政策決定に携わっていた経験からすると、最近の日本銀行の異次元緩和にもかかわらず、物価の動きが鈍い点は、実務的にもアカデミックにもきわめて興味深い現象です。マクロの方面からのインフレ決定の分析のコアはいわゆるフィリップス・カーブです。その説明力が低下している今、いわばフィリップス・カーブのミクロのデータからの再検討を可能にするようなナウキャスト社のデータはきわめて価値が高いものと思います。私自身もその一端に参加できることを楽しみにしています。」
(以下、引用)
渡辺教授 経済学の理屈にこだわりすぎず、現実の世の中のことを理解することに力点を置いています。経済学の理屈・理論をわかった上で、普通の人にもわかるように説明できる人です。
また、学者でありながら、国債市場を含めてマーケットのこともよく知っています。マーケットもわかる学者は、おそらく植田先生か(米コロンビア大学教授の)伊藤隆敏先生くらいで、新総裁に適任だと思います
その後植田先生は日銀の審議委員に就任され、同時期に嘗ての東燃名誉会長で(奨学生として私が大変お世話になった)、尊敬する中原伸之さんも審議委員をされていました。
お二人が審議委員でいらっしゃった頃のことが懐かしく思い出されると共に、自分も歳をとったのだなとしみじみ思います。
>賃上げ
あ、フリーランスの報酬アップもお忘れなく!
東大理学部出身で、経済学者。
学者にも関わらず、社会のことについても深く考えてらっしゃる方で、普通の人にもわかる発信力には注目ですね。
あまり抜本的な改革はしない模様。
学者といえば学者らしい安定的な判断ですが、これからの政策に期待です。
個人的にこれは重要な観点であると思います。植田氏がフォワードガイダンスに優れた人物であることは国民にとって理解が得やすく、政治家も経済理論を理解して政治にアプローチできるので良いと思います。
しかし実務経験が乏しいと不測の事態に対して対応する際に、副総裁に頼ることになるか、もしくは大胆な判断で経済市場を混乱させるようなことになる可能性があるのではと感じます。