[ワシントン 8日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクック理事は8日、先週発表された1月の米雇用統計が雇用者数の大幅増と賃金の伸び鈍化を示したことを受け、「ソフトランディング(軟着陸)」への期待が高まったという認識を示した。

クック理事は、FRBが利上げを継続しインフレを目標の2%に回帰させる決意とした上で「失業率の大幅な上昇を招くことなく達成できると確信している」と述べた。

さらに年末時点の失業率が、昨年12月時点のFRB当局者による予測である4.6%を「下回る道筋となる可能性がある」という見通しを示した。1月の失業率は予想に反し3.4%に低下した。