[パリ 7日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)は7日、上半期は小幅な経済成長が見込まれるとの予測を示した。年金改革を巡るストライキの影響についてはストの継続期間次第とした。

第1および第2・四半期の成長率はともに前期比0.2%と、昨年第4・四半期の0.1%を上回る見通し。

INSEEのチーフエコノミスト、ジュリアン・プジェ氏は、この通りになれば、政府が予算で想定している通年成長率の1%を達成するには下半期の成長率が約0.4%となる必要があると指摘した。

昨年12月、INSEEは第1・四半期の成長率を0.1%、第2・四半期は0.3%と予想していた。

1月に前年同月比で6.0%だったインフレ率については、6月までに5.0%に低下すると予測した。