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一つの会社に居続けられるなら挑戦しない方が得なこともあるかもしれませんが、果たして終身雇用ができるかですよね。
できない場合は、挑戦してないと誰からも声掛かりません。
そもそもメンバーシップ型雇用の年功序列賃金に加えて退職金の優遇税制がありますから。
挑戦しないことの機会コストのペナルティがない。不作為に対するネガティブな対価がないと、アップサイドが限定される報酬体系ではこんなもん。
会社に限らず、教育段階から周りと同じことをやっていれば、とりあえずはなんとかなる道が強固に存在しています。
オジサンに限らず、主張しない、行動しない〇〇は、至る所にいるのではないでしょうか…。

ぬるま湯とか井の中の蛙という言葉がありますが、お湯も井戸水も干乾びつつあります。
この場合の挑戦の意義をイノベーションを産む基盤と捉えるならば、別に転職や起業ばかりが良いわけではないと思うのですよ。一つの会社でやれることは山ほどある。むしろ長く勤める会社ならば社内政治も人間関係も知れたもの。調整面でメリットもあるでしょう。

私が知る限り、息苦しさを抱えてる中間管理職・中年層は全て社風に殺されていると思います。日本を代表する企業なのに競合他社とは一切連絡を取ってはいけない謎社内ルールがあったり、取引先は昔から付き合いの深い既存企業のみで新規は開かない縛りは当たり前。挙句の果てに職域責任を飛び越えた行動も許されない。

そんな自由もなく風通しの悪い低酸素な環境で、誰が一体自発的に何か生み出そうと心を奮い立たせるのでしょうね笑。

それが若い時から既定路線のごとく決まりきってる社風の企業が働かない中年を量産するのはごく自然且つ必然の結果で、企業が活路を転職や中途採用に求めるのはちょっと筋が違う気がします。

風通しの良い社風にして、もっと若いうちから広く交流させた方がいいんですよ。同業とも、異業種とも。今日私自身定期飲み会に参加ですけど、市場で知られる企業10社以上から40-50代の中年層が集まって、昭和臭漂う居酒屋でワイワイ飲みながら新しい日本の食品業界像を無責任に語る会です。経営役員層・管理職…様々です。

何が生まれる訳でも、何かを生む目的の回でもないですが、皆刺激を求めて毎回集まる。元気のない中年なんて1人もいないし、新しい何かやイノベーションはそういう接点や場から始まるものだと思います。
挑戦して成功しても、その見返りが「同期より少し早く昇進できる」程度だと、そもそも成功確率の低い「挑戦」はコスパが悪いとなってしまいます。
任期もある立場ですが、ここ数年、チャレンジばかりしている気がします。
失敗しないようにする志向は、見えている比較対象が狭いんだと思います。ダウンサイドを小さくする努力もいいのですが、アップサイド大きくするのはチャレンジしかないと思います。

変化も大きく、ボラティリティ大きい人生を歩んでおりますが、迷ったら勇気のいる方を選んだ方が人生楽しめますよ。そもそも、そこで迷う人生を送りましょうよ。
だから日本の生産性は上がっていかないのか
#キャリアコンサルタント