新肥満薬、相次ぎ承認へ 30年ぶり治療選択肢拡大
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注目のコメント
「アライ」の飲み薬は薬局でも買えるということで、例え販売の規制や管理を強化しても、肥満者以外の方の手にも薬が渡る可能性が高まってしまうことが怖いですね。(肥満者の購入を通して、薬がどうしても欲しい第三者にわたる)
拒食症患者など精神的に弱いものに対して、こういった薬を転売して儲けるような事態が生まれないように、しっかりと対策していくべきだと思います。肥満症の根本的な改善ではなく、「食欲」を抑える治療薬。
肥満症の領域で久しぶりに新薬が出たと思いましたが、運動や食事療法の継続が難しい方が多いことから、市場があると判断されたんですかね。
治療用アプリにより、生活習慣のモニタリングも始まります。
薬ではありませんが、競合は意外とアプリなんじゃないかと。ウゴービは、中分子のペプチド医薬品ですね。一般名セマグルチド(遺伝子組み換え)とでてきますから、細胞を使って生産しているのでしょう。(ただし、通常のペプチド・タンパク質の構造からは、はみ出している部分があるので、そこは化学合成プラントを使っているのか、特別な酵素反応を利用しているのかもしれません)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%89
ペン型の注射器を使って患者自身が投与するようです。半減期が長く週1回など、かなり時間をおいて投与する投与形態のようです。
アライの方は、一般名オルリスタッドで、脂質吸収を阻害する作用をもつ医薬品です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%88
要指導医薬品になっているので、処方箋は必要ありませんが、薬剤師の指導の下に使用する必要があります。
https://answers.ten-navi.com/dictionary/cat07/3113/
副作用は、脂質の吸収が妨げらえるため、脂質に溶けて吸収される脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K、ベータカロチンなど)の摂取量が減ってしまうことです。また、食べ物や、服用した人の体質にもよるでしょうが、便意のコントロールが難しくなることがあるようです。