アカデミックスキルのゆるふわ図解
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大学生のものです!
実は大学生って、論文の書き方や研究発表のやり方を学ぶ機会がほとんど無く、「なんとなくこんな感じかな〜」という感じでレポートを進めたりしています。
そして、卒論に入ろうという段階で「アカデミック・ライティング入門」的なタイトルの本を図書館から借りて読んでみるのですが、カチカチの固い内容ですぐに放り投げてしまう人が多いように感じます。
だからこそ、このようなゆるゆるっとした気分で「いろは」を学べるリソースはとても貴重かと思います!
私が在学している大学では学生向けの「論文・レポートの書き方」に関する資料を在学生のみならず、他大学・一般の方にも公開しています。在学生の私がいうのもアレですが、とてもわかりやすい内容のものですので、よろしかったら!
立教大学 大学教育開発・支援センター(2012) 『MASTER OF WRESTLING 』立教大学 大学教育開発・支援センター
(https://www.rikkyo.ac.jp/about/activities/fd/cdshe/mknpps000001ri7e-att/MasterofWriting.pdf)
(最終閲覧日:2023年2月7日)。私のラボでは論文の書き方、そのあとのプレゼンの方法についてもみっちり教えます。
これもマッスルメモリーの1つだと思っていて、他人が注意・指摘されているのを見ても自分の癖は直りません。自分自身がどれだけ場数を踏み、どれだけ適切なフィードバックを得てきたかが鍵になります。また、お互いに教えあえる仲間の存在も重要です。
よく、「録画されたオンライン講義があるんだから大学に行く価値なんて疑問だ」といった議論を目にしますが、私は大学の価値はそこでは無いと思っています。例えば、論文の書き方やプレゼン指導。これは上記の通りマスプロダクションできないので、どうしても一子相伝になってしまいます。
論文の書き方やプレゼンの指導は、そのときは学生は猛烈に嫌がりますが(たくさんだめなところ指摘されるので当然ですね)、卒業したあと話をすると一番に「あれがとても助かりました。役に立ってます」と感謝されることの1つでもあります。私自身、学生時代は恩師にけちょんけちょんに言われました。
また、この記事には書いてないことですが、私がしてきたことは、とにかく自分が「この人上手いな、好きだな」と思う人の、好きだと思った部分を自分なりに解釈して真似ることです。現在、大学院で研究を始めようと計画書を書いたり、進捗報告会をしたり、質問をしたりしています。記事を読んでアカデミックスキルが今の私にとても重要だと感じました。
そして、自分でもアカデミックスキルとは何なのかを考えてみると、
・客観的に自分自身を捉えること
・自分の意見を見つめなおすこと
・他者の意見をいろんな角度から考えること
・物事に寛容であること だと思いました。
そして、記事にあるアカデミックスキルはどれも「思いを伝える」スキル
だと思うので、全ての人に必要なスキルだと思います。