人々は「週15時間労働」になるという100年前の予想はなぜ外れたか…「クソどうでもいい仕事」という病
現代新書 | 講談社
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社会を支えるために必要な業務量自体は減少したが、社会の秩序を保つために「クソどうでもいい仕事」は必要だったということ。この世はでっかいキャバクラだから。
「クソどうでもいい仕事」もあるとは思いますが、個人的には技術が進んで便利な道具が発明されて、今まで掛かっていた時間よりはるかに短い時間で業務や家事がこなせるようになっていても、空いた時間が仕事にあてがわれている人が多くいるんじゃないか?って思います。
元々は楽をしたくて色々な道具が発明されたと思うのですが、お金を稼ぐ時間に費やしてしまっているからだと思います。何百年後かに、本当に労働から人類が解放された未来が来たとしたら、何を手に入れるにも使えるワイルドカード的なお金の発明が人類の最も不幸な発明だったなんて事になるのかな、、、なんて考えたりします。ある一定の社会的・経済的なゴール水準があって、そこに地球上の全ての国・人類が到達したならば確かに人間の労働時間は減らせるかもしれない、とは思います。
でも人間には果てしない欲、周りの人間よりも自分をより良くしたいという欲がある以上、そんなゴールは無いんですよね。
ゴールが無い以上は果てしなく成長を目指すことになり、そうであればどんなテクノロジーがあっても、そのテクノロジーがもたらす効果とは別ベクトルな領域を見出してそこを飯の種にする人が必ず現れて別なテクノロジーが必然となる、という繰り返しが起きるでしょう。