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米国、今週にもロシア産アルミニウムに200%の関税賦課-関係者

Bloomberg
米国は今週にもロシア産アルミニウムに200%の関税を課す準備を進めている。事情に詳しい関係者が明らかにした。ロシアのウクライナ侵攻開始から丸1年がたとうとしている中で、ロシアに圧力をかけ続ける狙いがある。
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アルミニウムに対する関税と言えば、米国通商拡大法232条に基づく課税も残ったまま。232条は安全保障を理由に実施されているが、それに加え、ロシアに圧力をかけるため、というが、要は形を変えた232条、つまり自国産業を守るための措置なんじゃないだろうか…。
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ロシアは世界第2位のアルミニウム生産国で、世界市場のシェアの6%ほどを持っています。
 ちなみに、1位は中国、3位はインドです。
 ただし、中国の生産量はロシアの10倍ほどで、中国が世界市場のシェアの60%ほどを持っています。

2022年、ロシアで生産されたアルミニウムを輸入している国は、1位はトルコ、2位はドイツ、3位は日本です。
 米国は6位で、米国だけがロシア産アルミニウムの輸入を中止しても、それほどロシアへの打撃にはなりません。

アルミニウム、それから銅やウランもですが、ロシアへの打撃にするとなると、ドイツや日本が付き合わないと打撃にはならないでしょう。
 トルコが付き合ってロシアからアルミニウムを買わなくなるなら、ロシアへの打撃になるでしょうが、トルコは付き合わないでしょう。
今アルミは需要高で品薄な状況。アメリカに税金が課されるとなれば各国が好条件でロシアと交渉して数量を調達しにいくのではないかと思う。

そう考えるとアメリカがこの施策を取る意図が読みにくい。ロシアにとっての制裁にはならないと思う。