日本に電柱は何本あるか?…ひろゆきが外資系コンサルの定番問題でみせた「ずるい回答」とは
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仮説設計力はビジネスを創る上でとても重要。
正解がない、頼るべき情報がないシーンではなおのこと。
仮説を立てて、実行した結果を振り返り、仮説が正しかったのかを検証する。
当たり前ですが、これを繰り返すことが大切ですね。
注目のコメント
自分は、フェルミ推定を安易にすることは、好きではない。なぜなら、事実を見る力・重要性を軽視しがちだから
『調べても簡単に正解が見つからないような問題は、どうやって答えを見つければよいのでしょうか。(中略)おそらく、日本の電柱の数を記憶している人は、ほとんどいないでしょう。もちろん僕も日本の電柱の数なんて知らないのですが、僕ならまず「電柱は何のためにあるのか」から考えます。』
→「電柱 数」とググれば、下記の国交省の調査などが一発で出てきて、約3600万本
https://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/chi_13_03.html
仮定を積み重ねると、すっとんきょうな方向に行きがち。まずはシンプルに事実を探すことが重要。
事実が分かる、事実を見つめて、より確からしい見解や要因につながる。ピンポイントの事実・データが見つからないことがほとんどだが、一定の事実・情報収集をしてからじゃないと、良い仮説・推定もできない。
仮説思考の重要性は否定しないが、個人的には一定の時間を調査に投じてから、だと思っている。
その領域に経験があれば、調査をしないでもパッと仮説が出てくることもある。でもそうではない場合は、安易に仮説から始めて「できる気になっている」ことの弊害が多い。
ある程度調査しないと「事実の顔をした見解(そして間違えていることも…)」も見分けがつかない。それくらい事実は重要だし、事実と事実じゃないのに事実をしたものの見分け、事実と見解(意見)の見分けも重要。
投資で「モザイク理論」と言われるのだが、色々調べて、モザイク一個ではわからなくても、引いてみたときに全体像が一定の確からしさで分かる。
記事に世帯数やマンションなどの話が出ているが、数値を見た後に一人当たりとか建造物あたりに変えて、手触り感がある数値にして、多角的に見て理解をしていくことも重要。
なお、上記リンク見れば分かるが、事実として電力が2400万本、通信が1200万本とダブルスコアになっている。でも記事にあるロジックは電力と通信を分けていないし、なぜこの差が出るのかの説明もできない。なので結果は近くても、論理は現実と乖離している。
世の中の方法論は手段でしかないし、手段をどのタイミングで使うかが重要。以前はGoogleなどの採用試験の際に取り入れられたフェルミ推定ですが、今はもうやってませんね。
「Googleが「フェルミ推定」採用をなくした当たり前すぎる結論」
https://gentosha-go.com/articles/-/48177米国に留学していた頃、インターンや就職で嫌と言うほどフェルミ推定をベースにした面接を受けました。初回こそドギマギしましたが、型を覚えれば簡単なので「これって意味あるのかな?」と思ったものです。
なので自分が採用する側になってからは、これまでの会社で一度もフェルミ推定を使ったことがありません。
見極めるべきは寧ろEQだと思います(短時間の面談ではそうそう見極められませんが)。