Appleの10〜12月、約4年ぶり減収減益 iPhone供給滞る
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ビッグテック3A、Apple、Amazon、Alphabet がトリプル減益を同日発表。地殻変動的な十数年に一度の世界景気の分かれ目が裏付けられた形。利上げエグジットを見据えてこれから株価は戻すだろう、という甘い期待はこれから裏切られていくと思う。
注目のコメント
・日本で売れてるかどうかというかはそれほど重要ではない。
・やはり書き入れ時の年末に台数を伸ばせなかったのが大きい。消費者の手元に即座に届けたい時にモノが作れなかったのは中国のゼロコロナ政策が要因であることは日を見るより明らかではある。
とはいえ、数字が指し示す通りAppleが調子悪いと映るだろう。
iPhoneはAppleの売り上げ収益の大きなポーションを占めており、年間売上の半分程度は占める。一方でiPhone販売のモメンタムは製品発表から年末商戦が最大で、ここ10年以上、「そうなるように」全ての計画が事前に準備されている。これはつまり、4月くらいから部材調達が始まり、6-7月には組み立てが始まり、発表会から間を置かずに世界中に届けるための施策である。1年間に販売される一台10万円を超える新型モデルは通常8000万台以上。こんな製品は他に無い。あの発表会はそういうAppleという会社の乾坤一擲の一撃の1時間半なのである。
これが結果、他責とはいえ、調子悪いというのは厳しい。組立における中国依存度が高すぎたことをAppleは暗に認めており、インドなど他のアジア諸国での組立量を急速に増やす必要に迫られている。日本でも売れてないと評判ですからね。
目新しさもないので定期更新の方だけでしょう。私はまだiPhone Xですが問題なく使えますし、何より次の15がライトニングからTYPE-Cにいよいよ変わると聞いて1年半前から機種変更するのを我慢して待っております!次の15に大きなアップデートがあると期待しますが、14に変更した友人からは素晴らしいとのことでした。
GAFAMで吹き荒れるレイオフ。Appleはそれでも大リストラの波に乗らないので企業としてはまだまだ強いということでしょう。