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「良い事」と思うのが半分、「データサイエンスは他との掛け算で生きるのに」と思うのが半分なので、何とも言えない。
研究として「データサイエンス」を扱うのはいいんだけど、学部単位で「データサイエンス」のみを範囲とするのはちょっと狭すぎる気がする。シラバス等を見てないから何とも言えないけど、「情報工学」とか「情報科学」の範囲の方がやっぱり良い気がするなあ。
データサイエンス人材にかぎらず、深い専門性が必要な人材を育成するには、学部の拡充だけでなく博士取得に至るまでの拡充と支援が必要だと考えます。多くの大学では3,4年から研究室に配属されますが、まだまだペーペーです。大学院で多くの仲間・ライバル・先輩・後輩らと切磋琢磨しながら大きく成長していきます。

よく、「大学院にいかなくても同じ期間を企業で過ごしたほうが実ビジネスに直結するので学びも多いし社会の役に立つ」という意見を聞きます。企業で働くことの価値は否定しません。ただ、大学での学びとどちらが優れているか聞かれたら、私は「全く別のものだ」と答えます。

教育・研究も若いうちの学びは年齢を重ねてからのそれとは深さも濃度も全く別ものです。スポーツだって音楽だって、ある一定の時期に適切な訓練を受けたほうが圧倒的に実力が付きやすいです。

同じ理由で、学生さんがアルバイトだ、インターンだ、大量の就職活動だ、と学習や研究に関係の無いことに没頭している姿をみると、ちょっぴり悲しくなります。
データサイエンス学部が増えているのは素晴らしいこと、そしてその先を考えていくと、AI工学部が間違いなく必要になると思う。分析系スキルが必要なデータサイエンスと、開発系スキルが重要なAIエンジニアリングは似ているようで違う。AI系の教育は情報工学で既に行われているけど、プログラミングだけでなく、実世界への応用や倫理など爆発的に拡大するこの分野に特化した学部の新設が求められる世界になってきたと思う。
必要なのは、社会学のデータサイエンス化、農学のデータサイエンス化、文学のデータサイエンス化、軍事研究のデータサイエンス化、歴史学のデータサイエンス化、経営学のデータサイエンス化、等々、です。
 これらは世界的にもまだ草創期のところが多く、今後発展して精緻化、かつ普及していけば、産業にも応用可能になります。
 たとえば、DeepLとかChatGPTなどは、言語学のデータサイエンス化の産物です。
 「データサイエンス学部」の中ではデータサイエンスをやっていても、他の学部では教員も学生もデータサイエンスに見向きもしない、拒否反応を起こす、というのでは、波及効果も限られます。


結局、タテ割り、村社会、セクショナリズム、部局間の流動性の欠如、専門のタコツボ化と利権化、といった、日本社会の病弊の問題です。
 これらは大学に限った話ではないので、おそらく文部科学省が予算配分などで誘導しようとしても抵抗されるでしょう。
 日本のいくつかの業界が国際的には勝てなくなってきた、というのと同じ問題です。

仕方ないので、東大、東工大、慶應、滋賀大、一橋、の5カ所くらいに集中して成果を挙げるしかないですね。
 日本のデータサイエンス研究の中心、は、NTTデータでしょうが、DX化のさらに先のようなものとして、広く産業界にデータサイエンスが普及していくのが望ましいでしょうから、そのためには教育機関も必要ですね。
東大に入ってもAIやデータサイエンス系の研究室はかなり人気だと仄聞しています(だから,一橋のソーシャル・データサイエンス学部が東大の理系と競合するんでしょう).まずは,データを扱える方が増えるのはいいことだと思います.今の学生,語学もデータ分析もきっちり教えてもらえるカリキュラムが我々のころより整備されていて,その点はすごくうらやましいです.
データサイエンスを一つの学部として、一つの学問として、独立させてしまうことに疑問を覚えます。

AIやビッグデータ、プログラミングなどは、あくまでも手段・道具でしかありません。
社会学、教育学などなど他の学問と掛け合わせて初めてデータサイエンスは機能すると思います。

今日データサイエンスに精通する人材の需要が高まっています。大学側も経営のためにデータサイエンス学部を新設、学生を集めたいというのはもちろん理解できます。しかし、それでは大学の就活予備校化がこのまま進行してしまうのではないでしょうか。
アカデミアとしての大学の存在が危ぶまれるといった状況だけはどうにかして回避してほしいです。

他の方もおっしゃっていますが、データサイエンスはどのような学問を専攻していても、どのような職についていても、あらゆる人に求められるスキルになると思うので、学部を新設するのではなく、必修科目として全ての学部・大学に組み込まれる方が、国力の増強という観点から見ても良いのではと感じます。(ただデータサイエンスを専門的に教えられる教員がどの程度いるのかという問題もあると思うので、その辺りで工夫は求められそうだなと思います…!)
人類学専攻ですが、やはり多くの情報源がデジタル化されている世の中、データをうまく扱って活用する知識は専門分野問わず便利な気がします。
企業で時代によって必要なジョブが変わる労働移動があるのと同じく、大学でも学生移動(?)があって良いと思うのです。
その点、データサイエンス系の学部が増えることは良いことだと思います。一方で、東大や東工大などでは、情報系の学部・学科への進学倍率が顕著に高くなっており、IT人材必要なのに、定員問題で学びたい人が学べない構造に陥っています。IT人材育成における大学生年代の一番の問題ここだと考えてます。
文系学部でのデータサイエンス学科もありますけど、教員の確保はどうなるんだろう、とか、入試で数学必修になりますよね?とか思ってるのですが。どうなんでしょう。

共通テスト受験されてる方でデータサイエンスなら、是非、電気通信大学へ!
一橋大の「ソーシャル・データサイエンス学部」の後期日程の倍率が高くなっていることも話題になっています。理系の東大受験希望者が流れていると言われています。