【解説】ZHD＋LINE＋ヤフー。合併の「3つの狙い」とは
コメント
注目のコメント
全般的に公平・客観な報道をありがとうございます。
何名の方が書かれているようにLとYの事業会社同士の合併は経営統合時からの一つの方向感であったとは思います。それを土壇場のこの1ヶ月間で(意思決定の迅速化を突き詰めるならば)HDも含めて合併しよう！と決めて、昨日の発表にまで間に合わせるべくフィジビリティチェックをかけて、なんとか間に合わせたのが、我々らしいと思っています。
多くの方が「そんなのとっととやれ」とおっしゃっているのかもしれませんが、大成功したサービスをそれぞれ持つ、2つの異なる組織文化を持つ会社が合併を果たすのは容易ではありません。その為のこの2年間の"相互理解"の期間はあって然るべきだったと、やっている当事者としては総括しています。
最後に私ですが、書かれている通り、修正する市場公約についてのケジメをつけ、合併後の新体制においてはよきサポーターでありたいと思っています。今後も、このグループの経営は"ケジメある経営"であるべきだと思っておりますので。
社長に就任してから、ZOZOだ、LINEだ、PayPayだ、様々な事がありましたが、みなさんの、ご利用と応援、ご批判、本当にありがとうございました。今回の発表は2019年にされていてもおかしくないというのが正直な感想です。「爆速」からはほど遠い。もちろんそれなりの理由はあるのでしょうが、日本ではある程度ドミナントでも世界的にはチャレンジャーであるはずなので、もっと前のめりでいかないと置いていかれるのでは、と思ってしまいました。
経営統合の方針を発表した2019年11月、正式に経営統合した21年3月の川邊さん、出澤さんの会見。自分自身、いずれも現地にいながらつい最近のように感じる中、ZHD、LINE、ヤフーが合併を発表しました。
「たった2年で？」と疑問に思いながらも、お二人は「2年は長い」と声を揃えるなど、この世界のスピード感は本当に速すぎると思わざるを得ませんでした。
NewsPicksの別記事で、川邊さんがけじめについて言及しながらも、「新しい役割で変わらぬ目標を実現にまで漕ぎ着けたい」とおっしゃっています。
すぐに結果に出る性質のものではないと思いますが、その言葉の通り、世界をリードする日本・アジア発のAIテックカンパニーになる日まで注目し続けたいと思います。
[2/3 9:17 追記]
コメント欄で「3人の役割分担を知りたい」という声がありましたので、会見での川邊さんの発言を元に整理しますと、
川邊会長：ZHDグループのサービス理解の深化や利用促進のため、政財界方面や社会全般への活動、出澤CEO＆慎GCPOのサポート
出澤社長CEO：プロダクト事業、収益、マネジメント面でのフルコミット
慎GCPO：プロダクト、サービスに対して責任を持ち具体的、戦略的な方向感を示す。
だそうです。
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