回転寿司の迷惑行為は「一生モノの代償」、自己破産でも「賠償責任」から逃れられない可能性
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今までの企業は「大企業が個人に賠償金を求めるのは弱い者いじめなんじゃないか。大目に見て寛大な態度を示すと企業イメージが上がるんじゃないか」だったと思うけど、これからは「毅然とした態度を取らないと被害者である企業側のイメージも下がる」に変わってきたと思う。
各方面で「昔からこの手のイタズラはあった。SNSで可視化されただけ」という意見が散見されますが、確かに一理ありそうですが私はそれだけでないと思っています。SNSの「短絡的に承認欲求を満たすことができる」麻薬のような効能を看過すべきでないと思います。
例えば昭和時代に不良が承認欲求を満たすには、窃盗罪で捕まるリスクを背負ってバイクを盗み、それなりの手間と多少の金銭的コストをかけて騒音カスタムを施し、道交法で捕まるリスクと戦いながら警察と物理的に対峙し、転倒して骨折するリスクを乗り越えてついに大衆の面前でタコ踊りの喝采を浴びることができるといった膨大な無駄に満ちた工程が必要でした。
それが今や小さなスマホ一台で、数分で、桁違いに多数のオーディエンスにダイレクトにアクセスできてしまうのです。スマホに限らず個人が取得できる情報量、そしてそのチャネルの多さが、模倣犯の量産にも寄与しています。一生をかけて償うことになりそうな感じですね。
自分の行為がどれだけ重いことなのか知ることになります。
これを期にバイトテロであったり迷惑行為の抑止力にもなりますから、この判断は適切な気がします。
性善説という日本人の寛大な心がありましたが、人間実際に苦しまないと分からないものなんでしょうね。