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原子力熱エンジンというのはアイディアとしては昔からあるが、事故が起きた時のリスクが大きいのが問題。そこまでロケット技術が安定していれば、こういうエンジンもありだろう。
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火星に行くのにもっとも燃料が少なくて済むのは、ボーマン軌道という、太陽の周りを半周していく軌道です。今まで火星に行った探査機はみんなこれを使いましたが、片道6-8ヶ月もかかるのがネック。まっすぐ行けばもっと早くつきますが、燃費の悪い化学ロケットではほとんど何も運べない。イオンエンジンなら燃費最強ですが推力が小さいのがネック。

そこで熱原子力ロケット。これならまっすぐ行く軌道でも十分なペイロードを運べる。仕組みはいたって単純で、核分裂の熱で水素をあっためて噴射するだけ。ともすれば化学ロケットより単純かも。

たぶん原子力ロケットで運ぶのは人員のみで、食料とか物資は予めボーマン軌道で運んでおくのでしょう。
ロケット内部でガスの圧力を高めて圧力の低い外に噴き出させて推進力に変えるという意味では風船をふくらませて手放すのと基本は同じ単純なメカニズムなのだが、ロケット内部でどのようにガス圧を高めて安全かつ効率的に推進力に変えるのかが技術開発上の問題点なんだと思う。