男性の2人に1人は子を持たずに生涯を終える…岸田首相は「まもなく日本を襲う過酷な現実」が見えていない
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荒川さんが書かれているように、こんなに分かりやすい話(少子化の原因は婚姻の減少)を頭のいい官僚は分かっているはずなのに、政府が「子育て支援」にこだわるのは、お金を配った方が票になるからです。でも、そのお金は我々が払った税金です。
その前に「なぜ人口減少がいけないのか」を議論すべきだと思う。
1930年代、「狭い国土で6500万人は養えない」と考えて日本は中国大陸に進出した。その際に使われたスローガンが「満蒙は日本の生命線」である。
戦争に負けた直後の日本政府の方針は「少子化政策による人口減少」だったが、1967年に日本の人口は1億人を超えた。それを支えたのは高度経済成長であるが、今の日本は成長力自体がなくなっている。
多少の対策をしても日本の人口は確実に減る。しかし、従来から「日本は国土が狭いのに人口が多すぎる」と言われてきた。人口密度は主要先進国の中で最も高く、ドイツの1.4倍、フランスの2.9倍、アメリカの9.6倍である。
今後大きな成長が見込めない中で、(急激な減少局面で歪みは出るが)長期的に考えれば人口は少ない方が国民一人ひとりは豊かになれるはずである。
このままでは日本の人口は2200年には6000万人になるというが、6000万は今のフランスと同じぐらいだし、それでも人口密度はまだ1.5倍である。
政治家の方々には、票集めのために貴重な税金をばらまくのは止めて、50年先、100年先の国家のあり方を考えていただきたい。書きました。
以前、日経の記事で女性の生涯無子率27%が取りざたされましたが、男性の生涯無子率は37%です。すでに4割の男は生涯子無しで人生を終えます。なぜ、男女で10%も差があるかというと、そもそも出生男女比が男の方が5%多いことと、再婚男が初婚女と結婚離婚を繰り返す時間差一夫多妻が多いからです。
生涯無子率の大部分を占めているのは未婚率で、日本が世界一無子率が高いのも未婚率が高いからによる。つまり、出生が増えない原因は婚姻減であることがはっきりとわかります。
少なくとも、このままいけば男の生涯無子率は5割くらいになるでしょう。人類史上初めて、数千万人単位の巨大コミュニティで次世代を再生産するという生命本来のミッションを担わない層が過半となっていく。最近、日本からは自暴自棄で絶望的な犯罪のニュースが良く伝えられるけどこうした動きが続くのか