生成AI「ChatGPT」と日本の新たな可能性
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生成AIのキーマンが日本メディアに初登場です！ChatGPTを初めとする生成AIは、今やテレビでも取り上げられるほど、もはや誰もが知るものとなりましたが、どのような経緯で開発され、どんな人物が開発に取り組んでいるかはほとんど知られていませんよね。ChatGPTチームのリーダーを務めるシェインさんは、AIの強化学習を専門とし、なんとGoogle Brainから移籍した研究者です。生成AIの登場の大きな意義の一つは、これまでほとんどの人にとって『何かすごそうだけど実際はよくわからない』AIの能力を、しっかりイメージさせることに成功した点にあると個人的には思っています。生成AIが勃興していますが、シェインさんによると、日本には新たな可能性があるといいます。いったいそれが何なのか？OpenAI設立の経緯、AI研究の最前線、2022年に生成AI革命が起きた背景などと合わせて聞けたらと思います。シェインさんは日本生まれなので、日本語でお送りいたします。
【配信後記】
日本担当というポストがOpenAIに存在する事実は、私達にとってかなり大きな意味を持つことになりますね。シェインさんによると、これまでAIの領域には数学やプログラミングができる人しかアクセスできなかったが、誰もが使う言語モデル(大規模)を採用した生成AIの登場は、ビジネスマンでもアーティストでも中学生でも…誰もが価値を生み出せるようになることを意味するといいます。去年の生成AI革命はそれだけ絶大なインパクトだったというわけです。シェインさん曰く、日本にはいつくかの強みがあるといいます。答えはぜひ観て欲しいのですが、「生成AI時代」にはぜひ活かしてほしいし、十分リープフロッグできるとのことです。
こちらはシェインさんが好きだという言葉です。
「物事の効率を上げる技術は根本的に社会を豊かにする可能性がある。ただし人がそれを受け入れるかどうかだ」
人類は産業革命やコンピューターの登場などの大きな変革を経験してきましたが、だからこそ可能性が広がったとも言えますよね。落合さんも話した通り、新しいものにまず触れてみる、そしてノーコードの喜びを感じてみましょう！絵心のない私は画像生成して、何だかすごい能力に目覚めたような気持ちになりました。コンピュータサイエンスを学んでいる学生です。
ChatGPTがトレンドじゃないというのは確かに実感です。
GPT-3がとても高性能で昔話題になっていましたが、それから更に進化し続けているGPTという印象です。
確かにGPT-3のときもニュースとして取り上げられていましたが、これほど社会的に報道はされていませんでした。
明らかな違いは、人とのコミュニケーションがより発達したからだと思います。
難しいプログラミング言語は必要ではなく、自分の知っている言語で話すだけで、自分の質問に親しいだろう文章が生成されます。
これだけ人に接するようになったGPTは、対談にも合ったとおりビジネスに次々へと活用されていくと思います。
最後のAGI（Artificial General Intelligence）ではなく、Assistant General Intelligence。
ChatGPTが人に寄り添っていくAIに、より進化していくことがとても楽しみです。【2月1日(水)よる10時～】WEEKLY OCHIAI『生成AI「ChatGPT」と日本の新たな可能性』を生配信します。
質問を入力すると会話形式の文章で何でも答えるChatGPTに、テキストから高度な画像を生成するDALL·E 2。いま世界で注目されている"生成AI"を開発し、一般公開しているのが、アメリカの『OpenAI』だ。
Google Brainから移籍し、現在はChatGPTチームで強化学習リーダーを務めるシェイン･グウ氏によると、生成AIの急成長は単なる一過性のトレンドではなく、今後さらに加速していき、より自律性に富んだ汎用人工知能（AGI）に近づくという。7年前のOpenAI結成から今に至る歴史とは？OpenAIがどう人工知能の概念を覆し、2022年の生成AI革命に直結したのか？なぜ「予測」が「理解」に至るか？そして、IT・AI分野で遅れをとった日本の新たな可能性とは？
落合陽一が、日本メディア初登場、日本生まれで６カ国を渡った人工知能研究者、OpenAIのシェイン氏と、AGIの最前線を語る。
※ライブコメントからの【質問】に答えます。
ゲスト：シェイン･グウ（OpenAI ChatGPT強化学習リーダー 兼 日本担当）
