ハーバード大学の研究が生んだ「あなたの人生に幸せをもたらす7日間チャレンジ」 世界最長の幸福研究からわかったこと
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良い人間関係があると人生が幸せになるという話が書かれています。
ここで書かれているのとは別の話ですが、人に何かをしてあげることは生きがいをもたらし、自分自身の問題から目を逸らさせ、人から評価されていると感じさせられ、心豊かに暮らせるという話を聞いたことがあります。
ただ、そういった他者への貢献活動の量が多くなると反対に疲弊してしまうので、年間100時間、週に2時間程度行うことが幸福感にとって最も投資対効果が良いという米国の調査の結果を目にしたことがあります。
人の気持ちが、他者との関係性で決まってくるのは、生きていれば誰でも気付くことだと思います。
ただ、それを根性論ではなく、方法論として誰でも再現できるようにしているのが、こういった米国の研究のすごさだなと感じています。近年、幸福、ウェルビィーング、ハピネスなど、物質世界から精神世界へ、ステイタスからスタンスへ、その移行は言われて久しく、その中で、この研究結果は改めて、今の我々、特に日本社会には示唆を与えてれるものだと思います。
今の日本社会はことあるごとに「プライバシー」という言葉が出てきます。もちろん、今のネットワーク社会においてそれを守ることも大切ですが、一方でそれが過度になると、人との関係性が弱くなる、断絶という方向へ進みます。
2023年、健康と幸福のために何かひとつするのであれば、人間関係を育み、発展させる時間を見つけることだと2人は言う。
この言葉は今一度、日本の今に警鐘を鳴らしているように思います。