[ワシントン 30日 ロイター] - 米下院エネルギー・商業委員会のキャシー・マクモリス・ロジャース委員長(共和党)は30日、短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の周受資・最高経営責任者(CEO)が3月23日に同委員会で証言を行うと発表した。

周氏が米議会委員会で証言するのは初めて。ティックトックも30日、周氏が証言することを確認した。

ティックトックを巡っては、米下院外交委員会が、米国での使用を禁止する法案の採決を来月行う予定。

マクモリス・ロジャース委員長は「ティックトックは意図的に、中国共産党がアメリカのユーザーデータにアクセスすることを黙認している」と指摘した。

一方ティックトック側は「ロジャース委員長の主張には真実味がない。中国共産党は親会社である中国IT大手・字節跳動(バイトダンス)やティックトックに対し、直接的にも間接的にも関与していない」と述べた。