東京の転入超過、3年ぶりに増加 22年、3万8000人
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都市圏でみると、東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)の転入超過は9万9519人に対して、大阪圏(大阪、兵庫、京都、奈良)は2347人の転出超過、名古屋圏(愛知、岐阜、三重)は1万6218人の転出超過と明らかな東京圏への集中傾向がみてとれます。
https://www.stat.go.jp/data/idou/2022np/jissu/youyaku/index.html
人口を全国で均一化すべきとは思わないですが、日本という国の規模に対して、東京が過大な中枢性を担うことは冗長性、レジリエンスの観点でやはり課題だと思います。中枢性の戦略的分散という観点で、情緒的でない議論が必要と感じます。
注目のコメント
東京で暮らすというライフスタイルを前向きに捉える人たちが転入しているのであれば然るべき動きなんだろうなと思います。
一方で、東京よりも地方で暮らすライフスタイルが実はいいんだけど・・・という人が、仕事のために仕方なく東京にいるという人たちが多い場合はアンハッピーな状況ではないかと。
私は個人的にコロナ禍で地方移住してから、ゆったりした自然が多い田舎な暮らしが好きだなと思うようになりもう戻れません。周りにも、もう東京に戻れないという友人も多くいます。
一人一人が気持ちよく過ごせるライフスタイルと企業が提供するはたらき方が全体としてうまくマッチしていくといいですよね。コロナが収束に向かいつつある中で「転入増加」は必然的な流れだと思います。
コロナ流行以降「転入」が減少したのは、ほとんどの大学がリモート授業になり、新入学生の流入が大きく減少したからです。その数は「リモート勤務が可能になり地方に移住した人」の数よりはるかに多い。
今後も転入超過は続くでしょうし、これを逆転するには異次元の施策(例:首都移転)でもしなければ難しいです。逆に広島県は転出超過No. 1だとか。
でも、これってどの年代、どういう目的で転入、転出しているのかが分からないと、喜んで良いのか悪いのかわからないと思うんですよね。