米テックに地殻変動、2022年の解雇13倍 新興勢に好機
コメント
注目のコメント
解雇される従業員や解雇をせざるを得ない会社ばかりをクローズアップする記事は社会の一部を切り取っているに過ぎないと思っています。金融危機の最中に段ボールの箱を抱えてミッドタウンのリーマンブラザーズ本社から出てくる社員の写真をトップに掲げる記事もしかり。そういうものは、もう見飽きたという読者も多いと思う。その意味で、この記事中の「巨大テックを離れた人材がスタートアップや異業種に分散すれば、新たなテクノロジーの種をまく効果が期待できる」という一節に、大いに共感します。米ソ冷戦がデタントに向かったときも然り。防衛産業から流出した数学者たちその後の米国金融の繁栄を生み出しました。才能と野心を持つ人は、いつだってそうした中に活路を見出し、新しい分野のビジネスを切り拓く力になってきた。今回のビッグテックの雇用調整もその一つです。才能が社会の中で常に適正に配分される仕組みになっているか、能力が適切に評価され、移動を邪魔しない社会になっているか、これはこれからの日本の社会を見ていく際に、忘れてはいけない視点の一つだと強く思います。
先週あったユニコーン企業の経営者は、TwitterやGoogleなど大規模レイオフが発表された翌日には、そこで働いていたエンジニアがどんどん入社してくると言っていました。ただこれは基本的にエンジニアに限った話で、3-4ヶ月たっても次が決まらないという話もよく聞きます。非常に厳しい状況であることは間違いないです。
今回の大量解雇による人材の動きを、きちんとデータで示してくれていますね。
大量解雇=絶望ではなく、希望を示していると思います。
データで時期ニュースを掘り下げてくれる日経新聞のような記事は、とても重宝したい。
---
ウェブサイトには460社を超えるスタートアップの求人情報を紹介。ベンチャーキャピタルの幹部らが「カーボンゼロ」達成に100兆ドル超が必要になるといった試算を示し、参加した約500人のエンジニアなどに「人類のためにこの巨大な追い風に乗ろう」と呼びかけた。
