モノを買うこととストーリーが強く結びつくようになって、インフルエンサーマーケティングやライブコマースが重要な役割を果たすようになったという大枠の説明はどこでも見かけるのですが、個別の事例として起きていることをこうして丁寧に述べてくださると非常に学びが多いですね。チャット欄がうまく盛り上がるような設計などがもしかしたら売り上げにも聞いてくるのかも、など様々な施策が思い浮かびます。

「初回は、社長の島田をはじめ、役員陣が配信後までずっと撮影現場にいて」という部分。昨日、偶然ファンケルについて調べていたのですが、ダイエー中内功氏の秘書を長く務められていた島田社長はかなり現場主義で工場や店舗にも頻繁に足を運んで社員とコミュニケーションをとっていることが伝わってきました。

ライブショッピング事業についてはコーポレートサイトでは記載されていなかったので、知らなかったのですが、Max1万人が視聴するまでになっているのであれば、もっとPRしてもいいんじゃないかなと思いました。

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最近は観なくなりましたが、同じくライブコマースでは小柄女子向けブランドのCOHINAがこれまで観た中で圧倒的にすごかったです。配信は至って普通なのですが、次の商品を紹介する際に一瞬間があることがあると思います。そのときに、視聴者さんがコーディネートなどについての質問をすると、別の視聴者さんが回答。それがさらに盛り上がり、気づいた時にはCOHINAのスタッフが置いてきぼりにされているという状況を何度も見かけました。強いコミュニティを持つブランドがライブコマースするとこんな可能性があるのかと衝撃を受けた記憶があります。

オンラインではなく、ライブショッピング。
ライブEコマースからオンラインへの誘導ではなく。