長期金利の変動幅拡大、しばらく効果の見極め必要=1月日銀会合主な意見
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今回の主な意見で注目されるのは、物価に関する評価のパートで9名中5名が物価上昇圧力が持続する可能性に言及したことです。その一方で、政策運営に関しては、同様に多数の意見が金融緩和の維持を主張しています。
両者を整合的に理解しようとすると、結局は金融緩和の維持も時間の問題ということになりますが、この点をより明確に発信してしまうと金利上昇圧力が前倒しで強まって、正常化のタイミングに対する柔軟さが失われるという難しさがあります。