横浜銀行、神奈川銀行を買収 月内にもTOB
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名前だけみると、小が大を飲み込むようにみえますが、実態は逆。
従業員数で10倍以上、預金残高で36倍の差があります。
元横浜市民の実感としても、横浜銀行の存在感は大きいですね。
注目のコメント
弊社が毎年実施している「メインバンク調査」によれば、横浜銀行は神奈川県内で調査開始以来13年連続トップ。全体の2割のシェアを占め、県内企業にとって圧倒的な存在です。対する神奈川銀行のシェアは2%に満たず、県内14位にとどまっています。以前から、この2行の組み合わせは何度も噂されていましたが、ようやく横浜銀行が決断したということでしょう
余談ですが、神奈川銀行は年明け早々、大口融資先の倒産で多額の不良債権が発生したばかり。そのあたりも今回の動きに影響したのか気になるところです▶︎TOB(Take-Over Bid)にも「友好的」と「敵対的」が存在する。
日本の場合は、友好的TOBが多い傾向。
▶︎今回の件に関しては、買収側の提案に被買収側が同意して行われる 「友好的TOB」だろうか。
それか「SBI」「新生銀行」TOBのようになってしまうのか。
▶︎記憶に残っている「敵対的TOB」といえば、
「伊藤忠商事」による「デサント」へのTOB など
これまでの「友好的TOB」の事例的に「買収企業」「被買収企業」共にメリットのある買収と判断されれば「株価は上昇」している。
月内にもTOBを通じた買収を発表ということなので、今後どのような展開を見せるのか非常に楽しみなところだ。
少子高齢化社会となると、金融のM&Aはこれからも増加し続けるだろう。
簡単に過去のTOB事例としては、
▶︎パナソニック電工・三洋電機 TOB
▶︎アコム TOB
▶︎ブルドックソース TOB
▶︎キリンビバレッジ TOB
▶︎ ニトリホールディングス・島忠 TOB
▶︎NTT・NTTドコモ TOB
▶︎ デサント TOB など
【EDINET 金融庁】
https://disclosure2.edinet-fsa.go.jp/weee0080.aspx
▼ TOB「株式公開買付け」について詳しく▼
【TOBとは何か。わかりやすく解説|TOBの意味・目的・概要・手続き、株価への影響も紹介 M&A cloud】
https://macloud.jp/media/know-how/15678内藤さんがコメントされている神奈川の銀行シェアについての帝国データバンクの調査は下記(有難うございます!)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/s221206_20.pdf
地銀統合の際に、独禁法が話題になったケースとしては長崎でのふくおかFG・十八銀行があったが、その時は全件でのシェアは統合後に75%となるもので、債権譲渡で65%に。今回はそういう論点はないだろう。
https://newspicks.com/news/3283456