理研、若手研究者の給与2割増 研究リーダーも公募
日本経済新聞
109Picks
コメント
注目のコメント
現場の「若手研究者」にとっては朗報でしょう。
他の大学への波及効果にも期待したいところです。
ただ、もともと人気が高く狭き門である理研のポスドクの給与が上がったからといって、すぐさま他の大学も追随するとは思えない。
あるいはこれは、研究者の雇い止めとセットの施策として日本の大学に広がっていくのでしょうか。
https://newspicks.com/news/7614176
上記の特集でもお伝えした通り、本当に必要なのはテニュアトラックなど安定的な雇用環境だと思います。
今回報じられた理研の支援の内容を見てみても、昇給の総額だけで年間で2000万円弱。
年間の収入が1000億円近い理研にとっては痛くも痒くもないでしょう。
その程度の「改善」の話題を日経の記者を使ってPRするあたり、この組織にはやっぱり疑問を感じてしまう。素晴らしい動きですが、残念ながら、まだまだ全く足りないです。米国のとても優秀な助教の方に日本に来て欲しいなぁと思っても、カジュアルに、「今は日本円だと1,600万円程度の収入があり、研究費もほぼ必要な分だけもらえる環境にいるので、日本に行く理由がない」というようなことも言われます。給与を半分にしても日本に来るというのは、家庭の事情(特に配偶者)などがなければ、かなり難しいの が現状かなと