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原子力熱ロケットは深宇宙探査や火星への探査で意味はあるだろうが、地表を離れる際の事故のリスクが大きいだけに、なかなか踏み切れない技術。それでもNASAがこの技術にチャレンジするとなると、いよいよ火星行きも本格化するか?
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今来ている学会(AIAA SciTech)で発表がありました。もっとも僕自身は夜行便で今朝着いたので、生で発表は聞けなかったのですが。

ロケットエンジンの最も重要な性能の指標はIsp、平たく言うと燃費です。普通の化学エンジンは300sから400s。原子力エンジンなら700-800sとか出るみたいです。単に倍なんじゃなく、これが指数関数で効くので効果は絶大です。もっと学びたい人は:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%85%AC%E5%BC%8F
SciTechで発表.
https://youtu.be/U4D6kx9LRPk

nuclear thermal rocket というものです.よくSFでは核爆発を起こしてその反動でロケットを進ませるエンジンが出てきますが,そうではなくて,原子炉の熱で推進剤を加熱・膨張させて後方に噴出させるタイプです.研究の歴史は古く,1940年代後半からありました.しかしながら,1970年代でほぼ途絶え,いまでもアメリカの実験場には放射線を放つ実験装置の残骸が野ざらしにされていると聞いたことがあります.
日本でもやりたいなぁ。仕組みは単純なんで。
まずはコレ

そしてその先は核融合で。