これが「金持ち企業ランキング」トップ500社だ!
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注目のコメント
まったく関係ないですが、スクロールだけで500位まで全部見せてくれるUXは好ましいです。
よくある、チラ見だけさせて、何回もボタンクリックさせたり、誤クリックを誘ったり、強制的に広告みせるサイトとは 大違い。さすがです。モバイル事業に苦闘が強いられている楽天がランキング第三位になっている事に不思議に思う方がいるかもしれません。
このランキングは、ネットキャッシュ、現預金から有利子負債引いた額で財務健全性を見ています。
楽天は、支払利回りの高い永久劣後特約付社債を発行しており、これらは会計上は有利子負債ではなく資本で認識しているため、その分、ネットキャッシュが増加している事を理解する必要があります。
企業が発行する債券は、一般的には負債として扱われますが、永久劣後債は、資本性証券としての一面があり、ある条件を満たすことで資金調達額のうち一部を資本とすることができます。
楽天の有報上も「本社債は、償還期限の定めがなく当社の裁量のみで償還が可能であること、また、利息支払の任意繰延が可能で あり、支払義務がないこと等により、IFRSにおいて、資本性金融商品に分類されます。」と記載されています。
・米ドル建ノンコール5年永久劣後特約付社債(利払繰延条項付)
750百万米ドル 2026年4月22日まで年5.125% (固定金利)
・ユーロ建ノンコール6年永久劣後特約付社債(利払繰延条項付)
1,000百万ユーロ 2027年4月22日まで年4.250% (固定金利)
・米ドル建ノンコール10年永久劣後特約付社債(利払繰延条項付)
1,000百万米ドル 2031年4月22日まで年6.250% (固定金利)
●楽天 有価証券報告書2021年度
https://corp.rakuten.co.jp/investors/assets/doc/documents/dai25_yuho.pdf東洋経済、毎年このランキングが微妙…
Kenjiさんがコメントされている通り(有難うございます)、事業会社がやっている金融事業を考慮しないと、全くもって間違った結論になる…
過去に「借金が多い企業ランキング」で、それゆえにトヨタをトップにして「意外な結論!」みたいなことを書いていた記憶が…さすがにそれはすぐに修正されていたが。
そして今年は楽天…何が微妙化というと、多分内部的な定義が色々変わっていること。下記は2020年のものだが、ここだと楽天は入っていない(担当者がちゃんと外した?)。
ちなみにソニーもソニーフィナンシャルを完全子会社化して連結したので、そこの扱いに注意が必要な会社。
https://toyokeizai.net/articles/-/359062?page=3