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米J&J、通年利益見通し予想上回る 医薬品需要好調

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    専修大学 商学部教授

    米J&Jは世界のトップ製薬企業の1つで13兆円ほどの売り上げを有していますが、そのうち医薬品の売り上げは2兆円に届かない規模です。他方、医療機器や医療材料なども主力として手掛けています。高度に世界展開を行う真のグローバル企業です。

    製薬企業は、一般的には特定の製品比率が大きく、その製品のライフサイクル上の成長期と衰退期に大きな業績変化が起こります。それをできるだけ避けるために多角化と多国籍化を進めるのが一般的な方向性です。

    記事はReuterがアナリストへのヒアリングから得られた内容から構成されています。J&J発表の22 年通期業績ハイライトを読んだ印象は以下の通りでした。どちらもJ&Jが公式見解としてリリースで出している内容とは少し異なります。

    (1) 2022年通期売上高は1.3%増の949億ドル
    医薬品、医療機器を主力にする企業にとって、為替変動による外国での価格高騰が消費減少に与える影響は少なく、ドル建てで取引を行う企業にとってのドル高は業績に好影響を与えます。その上での1.3%程度の売上増は満足できる水準と考えてはいないと思います。ダラザレックスの増加はあるものの、新型コロナワクチンは他社製が優先使用されたことが大きく影響しています。

    (2) 2022年通期の1 株当たり利益 (EPS) は13.8%減の6.73ドル、調整後EPSは3.6%増の10.15ドル
    調整後とは、新型コロナワクチンの売上、直近の為替変動の影響、無形資産の減価償却費の影響など、不確定、一時的影響除いたものとのことです。新型コロナウイルスワクチンの減収、減益を他の医薬品の売上・利益増加や為替変動が吸収できなかったという現状が読み取れます。「調整済みEPS」は米国の決算書でよくみられる表記ですが、ワクチンを除く点については異論があると思いますので、調整前を優先して参照した方がよいかもしれません。

    開示された業績は以下に掲載されています。
    「Johnson & Johnson Reports Q4 and Full-Year 2022 Results」(2023年1月24日 Johnson & Johnson)
    https://www.jnj.com/johnson-johnson-reports-q4-and-full-year-2022-results


  • WithMetis 代表取締役 理学博士(物理学)

    医薬品部門の成長の要因であげられているのは、CD38に対する抗体薬ダラザレックス, Darzalexの伸長で、適応疾患は多発性骨髄腫で希少疾患薬にも指定されています。
    https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%A9%E3%83%84%E3%83%A0%E3%83%9E%E3%83%96

    希少疾患薬はビジネスになり、メガファーマのパイプラインの一翼を担っています。

    次にあげられているステラーラは、乾癬やクローン病などの自己免疫疾患への適応です。
    https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%AD%E3%83%8C%E3%83%9E%E3%83%96


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