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嬉しいニュースです。長男が小さい頃、夫の仕事の都合でNYに住んでいましたが、バーンズ・アンド・ノーブルには大変お世話になりました。と言うのも、定期的にスタッフが絵本の読み聞かせをしてくれたからです。店内には子供向けの可愛らしい空間があり、子供たちは集中してお話を聞いていました。大人向けにも、時折バイオリンの生演奏なども行われていて、スターバックスのコーヒーを片手に本をゆっくり選ぶことができ、安らげる場所でした。訪れると決まってセールコーナーを覗いて、掘り出しものを探したのも懐かしいです。
なんだか嬉しい。SATCに感化されお金を貯めてはNYに遊びに行く、そんなとき書店というよりも、好きな本に囲まれた時間を過ごしにきた人たちが寛ぐ場所、バーンズ・アンド・ノーブルは豊かなNYの象徴でした。

あの頃には知らなかったサードプレイスという言葉
その役割を日本ではTSUTAYA、スターバックス等、違う業態が継承していますが、本丸本業本屋さんが、その提供価値を提げて復活するのは、嬉しい。

六本木にあったけどその名は青山ブックセンターも同じような場所でした。あの時間が懐かしく、今求められている生活そのもののような。
起きて半畳、寝て一畳。

どんなにテクノロジーが進化しても、人間の基本機能は数100年、いや数1000年と進化していない。なので、デジタル化が進んでも、生理的にアナログに留まる、あるいは揺り戻すってことが、これからアチコチで出てくるのではないだろうか。

頑張ってガンバッテ、精一杯背伸びして、行きすぎたなら緩めることも必要だ。そうじゃないと何処かでプツンッと、気持ちが途切れてしまいそうだ。

リアル書店、リアル雑誌や書籍がまた復活する。そんな時代は、もしかしたらそう遠くはないのかも知れない。そしてそこには、新たなビジネスチャンスが待ち受けているはずだ。そのタイミングを見極めよう。
クッキー規制でターゲット広告の精度が下がりネット販売が打撃を受けました。代わりに実店舗は、顧客との接点として何をどうすれば売れるかのデータ収集の最前線として再認識されています。ウォールマートなどは広告代理店のような稼ぎ方をし始めました。その書店版と理解すれば良いと思います。
電子書籍は手軽で読みやすいとは思いますが、私自身は今でも紙媒体の本が好きです。
本を読んでいる実感もありますし、気になったところに書き込みしたり、自分のものになる悦びがあると思っています。

また、リアル書店の何よりも良いのは、本棚の間を無心で歩いている中で、思いもよらぬ本との出会いがあるところです。それはオンライン書店ではなかなか経験しがたいのではないでしょうか。

どちらの良さもうまく取り入れて読書を楽しんでいきたいものですね。
Amazonの躍進で、住んでいたボストン近郊のバーンズアンドノーブルが閉店するなど、書店の衰退は不可避と見ていました。四半世紀ほどたって復活してくるとは恐れ入りました。紙+リアルの場を地道にプロデュースしてきた成果なのですね。減少が続く日本の書店にも大きな示唆がありそう。
紙の本を触るとなんだか心が落ち着きます。本のページをめくる音もいいですし。コロナ禍で本を読む人が増えたかと思いますが、コロナが明けてもリアル書店の人気や読書文化が続くといいですね。
元ネタに少し追記して書くと、
Barnes & Nobleは創業1965年で米国最大の書店チェーン。2019年にアクティビスト投資家として有名なElliott Managementに6億8300万ドルで買収された。

その後、やったことは
英書店チェーンWaterstonesを再生した人物を採用し、そこでの再生経験を活かすこと。
具体的には①キャンペーンをやめ②出版社から宣伝費をもらうことをやめ③従業員が置いておくべき本かを精査、陳列場所を決めた
→それにより店員それぞれの一押し書籍を目立つ場所に置くことができるようになったことで雰囲気も明るくなった。
https://tedgioia.substack.com/p/what-can-we-learn-from-barnes-and
本屋の不思議な魅力ってあると思う。効率的にレコメンドされネットで購入できたり、読めてしまったり。ネットの世界になってから本の楽しみが半減したと感じていた僕にとって、B&Nがリアルに商機を見出したのは嬉しいニュースだ。
家に帰るまでが遠足です。
どこで買うかから読書は始まります。