クラウド上にバーチャルなスパコン「富岳」 アマゾンと組んで成果普及
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二位じゃダメですか。と問われた京の開発者(現iU教授)が、一位だろうと二位だろうと、使われなきゃ無意味、と言ったのが印象的でした。後継の富岳、利用促進へ。
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さあ、どこまで普及しますか。
基本的に、ソフトウェアはコンパイラの方言に依存しないC, C++, Fortranで書いてあれば、スパコン用のアプリはAWSだろうと、どこでも動きます。
富岳とAWSでは、超並列が可能というのが違いです。
AWSは、スパコンと変わらないようなインスタンスもあるようですけど、それらは通常のWebサービスに比べると利用料は高いですし、パフォーマンスが出るかは、アプリの性質次第なのでベンチマークを取るなどして適切なインスタンスをみつけないといけないです。
https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/7-SimulationsonAWS.pdf
Amazonも多くのシミュレーション関係のエンジニアを雇っているようですので、相談してみるとよいかもしれません。
私は、産業界でシミュレーションを試してみたいという方は、富岳の隣にある計算科学振興財団のFOCUSスパコンで試してみるとことをお勧めしています。こちらは多くのアプリケーションが既にインストールされていますし、各種の講習会が行われています。
https://www.j-focus.or.jp/?gclid=CjwKCAiAoL6eBhA3EiwAXDom5hoJVIwHrxhm3kv9NjicJWil9bPggWEJhlmlzJwvjgO00HHoGcfSahoCNJ4QAvD_BwE
また、稼働率が高い場合にはクラウドやFOCUSスパコンのような計算機センターではなく、自前でサーバーを持った方がいい場合があるという特殊な業界だということも頭の片隅に置いておいてください。電気代は、(意外と?)高いですし、クラウドなどはそれに人件費などを上乗せして課金してくるからです。