日本人が知らないフランス「少子化対策」真の凄さ
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子供を出産する前の漠然としたこれからのキャリアと育児の両立に対する不安や、子供を出産してからの育児とキャリアとの葛藤はありましたが、私は当時グローバルの各国の女性リーダーとのメンタリングをしていただいて、そこから得たコメントが割と私の育児にはヒントになりました。
当時は保育園に待機児童問題でなかなか預けられない問題、産む前からこの問題に悩むわけで、預けられたとしてもお迎えや病気の時に長く出勤できない時期にベビーシッターサービスを使うには割と高い費用となること、働いているのに同じ費用だけ出ていってしまう状態もありえました。
海外の方からは、ナニーさんいるでしょ?と当たり前のように言われたことが驚きでした。シッターさんに預けられたとしても、子供の日常的な教育をしなければならないなど、時間的に面倒見てくれる時間は解決したとしても大きくなるにつれて、教育の機会をどうするべきかなどでまた悩ましいこともあります。つまり、どのタイミングでもこれまで、何とか解決させてきたとしても、また悩ましいことは出てくるのです。人によっても悩ましい課題は違うと思うので、完璧な解決方法があって、もう育児において悩ましいことはないわとはなかなか言えないものなのだなと改めて思います。
国が違えば全く同じような施策がそのまま活きてくるとは言えないかも知れませんが、ヒントは必ずあるわけで、良いところはすぐに試行錯誤実行してみると良いと思いますし書かれているように、ステークホルダーは多くいるため、ありとあらゆる現場の様々な声を拾い上げ、まずは実行してみることは大事なことだなと思います。
注目のコメント
フランスは6割が婚外子ですよね。
男女の法律上の結婚という形態にとらわれず、多様な男女関係や、同性婚カップルが代理母で子供を授かるという方法もあるのでしょう。
婚外子が極端に少ない国は日本と韓国。
韓国の出生率は0.81(2021年)ですから日本以上に深刻です。
一方、プロピッカーでもある荒川和久さん(独身評論家)の書かれた記事を見ると、婚外子が多くても出生率の低い国もあるし、最近はフランスの出生率が低下気味ではあるから、婚外子を認めることが少子化対策に必ず効くとは言い切れないが、多様な家族観を持つことは少子化対策的には少なくともマイナスではないと思う。
ただし、いくら「異次元」といっても岸田政権にはできないでしょう。右系の団体が許しませんから。フランスの出生率がその数字なのは複合的な要因があるという点がまず大事。単純に『N/Nが良い』といった話ではない。とりわけ移民の影響は大きいだろうと思う。様々なデータが散乱する中で僕が調べたところではイギリスやドイツも移民が多いがフランスの特徴はEU外の比率が高く(別情報では) 旧植民地であるアフリカからも多いようです。単純にアフリカは子沢山なので少子化だけでみるとプラスに働くが移民2世はそれほど産まないという傾向もあるようです。
https://mirasus.jp/sdgs/reduced-inqualities/3197
あと僕としては子育て政策としては色々とすればいいと思うし、少子化対策としてはカネを1人1000万円ばらまくようなモノよりはN/N方式の方が所得が多い人のもう1人を促すことができるという意味ではマシだと思う。
ただそれ以上に少子化は不可避という前提で社会設計をすることが大事だと思う。よく荒川さんは母子化と言っていますし、経済学者の飯田泰之さんもそのスタンス。最近では上念司さんがフランスの政策について言及しています。
https://www.youtube.com/watch?v=e8KPkEePORU