アマゾンvs.ウォルマート──小売り王者が次に狙う「巨大市場」とは?
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ヘルスケアは高齢化社会に伴いどの国でも伸びいていく市場なので、どんな企業に取っても参入したい市場。その中でAmazonやウォールマートがなぜ参入可能かというと、顧客接点、特にアプリでの顧客接点を持っていることが大きいだろう。新しいサービスを始めても、今まであればそれを既存顧客に周知&トライしてもらうことに莫大な費用が掛かっていたが、アプリを通じてプロモーションすることでその費用が低くて済む。また購買データやデモグラフィックを有しているので、適切なレコメンドも可能
これからの高齢化社会、そして健康長寿を願う人の増加で健康市場はますます大きくなっていきます。さらにデジタルとの融合でそのスピードが加速するのは想定の通り。
デジタルの良さを活かし仕組みで整えるAmazonとリアルならではの対応力で満足度を高めるウォルマートの双方の取り組みはそれぞれの特徴があって面白いです。
かたやデジタルからリアルの繋ぎ、かたやリアルからデジタルの力を借りたサポートを駆使する。
Amazonは個の不調を捉えるパーソナル、ウォルマートはこの要望を叶えるパーソナルでパーソナルな部分でもデジタルの登場の場所が違います。 小売の持つそれぞれの得意技を活かして要望に応えることでますます市場も活況になるのではないでしょうか。AmazonはJP Morgan, バフェットのBirkshireという「勝者連合」で鳴り物入りで医療業界に参入したものの3年後の2021年に撤退した歴史があります。巨大市場である事は間違いないものの、規制を含めとても複雑な市場であることもまた確か。今回、そうした失敗からの学びを活かして、本当にディスラプトできるか、見ものです。