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債務上限を巡って与野党が対立し、政府機関を閉鎖に追い込んだ責任なり債務膨張の責任なりを国民から追及されそうになった側が譲歩して決着するのが年中行事になった感がありますね。トランプ前大統領に至っては財政の拡張を嫌う与党の共和党を見限って民主党と組んで対処したことすらありました。今回もいずれどこかで妥協が成立するのでしょうが、小さな政府を絶対視するフリーダムコーカサスが力を持つ共和党が予算を決める下院を握っているだけに、いつもに増して揉めるかも。「ホワイトハウスは債務上限を巡り交渉しないという立場を改めて表明した」とのことですが、政府のばら撒きがインフレを煽ると責められたくもないでしょう。アメリカのリーダーシップが世界にとって重要なこの時期に、不毛な“チキンレース”が起きないことを念じます。
なお米国では9月にも、ねじれ議会の下で与野党が対立して、2024財政年度歳出法が成立せず、暫定予算の成立が難航し、政府閉鎖リスクが高まる可能性があります。
バイデン政権に入り、Big ticket政策が多かったので、財政への圧力が厳しい状況が続いてきたが、下院でTea Partyの流れをくむフリーダム・コーカスがマッカーシーの下院議長就任に抵抗するなど、「小さな政府」を志向する傾向が強まっているだけに、債務上限問題は結構深刻。
ってかなんで民主党が下院で多数のうちに引き上げなかったんだ?
今年は“トランプ派”の存在がありますのでいつもの年よりも手強いかもしれませんね