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今回の政策決定は、金融緩和の現状維持ではありません。

なぜなら、日銀は共通担保オペの枠組みを大きく見直し、中期の資金供給オペを初めて導入したからです。しかも、その利回りは「年限ごとの国債の市場実勢相場を踏まえ、金融市場調節方針と整合的なイールドカーブの形成を促す観点から、貸付けの都度決定する」と説明しています。

初回のオペは5年ですが、今後の運営如何では、政策目標を10年国債の利回りから、5年のオペ金利にシフトさせることが考えられます。その意味でも、今回の政策決定は金融政策の「正常化」に向けた更なる前進と理解すべきだと思います。
BBGサーベイなどにもあるように殆どのエコノミストが現状維持と予想していたところ、読売報道以降、色々な外野が入ってきてあらぬ緩和観測が仕上がってしまったという印象がありました。日銀都合でボラが上がっているものをわざわざYCC撤廃のような大きな話に持って行く理由はなく、またそれを説明する方法もなかったと思います。そういった象徴的な一手は新体制のカードとして温存するかと思います。金融市場から遠い参加者ほど「踊った」感じが今回はあります。
経済が過熱しているわけではありませんから、流石に二会合続けて修正はありませんでしたね。
ここで修正したら市場の圧力に屈する形になっちゃいすし。
一先ず株が爆戻ししてます。
12月の修正時点以上にイールドカーブは歪んでいる印象ですが、市場に追い込まれて初めて屈した日銀がここでもう一度政策を修正したら、金利があるべき水準に戻るまで止めどなく修正を求め続けられるのは必至です。財政状況から見ても膨らみ切った日銀のバランスシートから見ても容認できない利上げを敢えて容認するのでない限り維持は避け難い決断で、日銀と市場の攻防は続きそう。財政赤字の膨張から来る売り圧力を過去何度も退け続けて来た日銀ですが、国債市場が薄くなり歪みが嵩じて修正を一旦余儀なくされたのち、どこまで防戦し続けることが出来るものなのか・・・ 維持を成功させてほしいと念じつつ、当分は目が離せない気分です (@_@。
おおっ!英断!意外だ…
日本の今後の金利上昇を見込んで外国人投資家が国債の空売りをバンバンやっていたらしいけど、日銀はこれを買い支えると言っているわけですね。となると買い戻しするタイミングが見つからないから、空売りも止まるのでは。となれば現在の経済的実力を反映してない一時的な円高もまた円安に戻り、輸出に寄与し日本の経済にとってはプラス…という絵も描けるようになる。頑張ろう!
5月の広島サミットに向けた地ならしが、先の総理外遊であったと思います。サミット前には日銀総裁が交代し、新体制の金融方針を披露することになるでしょう。防衛増表明後のアメリカの歓待ぶりを見るにつれ、金融についても何らか重要な意見交換があっても不思議ではないと思います。ただ事は経済、生活に直結するだけに、この1〜2ヵ月は重要な局面が改めてやって来ることになるでしょう。
想定はしていましたが、連続サプライズがなくて一安心です。

ただ、今後円安が進行する余地が十分あります。
国内の物価高が再燃しなければいいのですが…。
これを受けて長期金利は一時0.4%を割りました、いかに投機筋が売りを仕掛けていたかがわかりますね
発表を受け、一時は3円も円安に.... まずは市場が落ち着きを取り戻すことを期待したい。
会見時の黒田節炸裂度合いが楽しみ。