世界成長率、23年は2.7%=景気「底打ちへ」―IMFトップ
コメント
注目のコメント
今年に入ってつい先日出た世界銀行のレポートも、2021年に急回復した世界の成長率は、2022年、2023年とスローダウンしたのち、2023年を底に回復に向かうと見ています。23年の世界経済の底打ちは大方の見方と考えて良さそうです。
問題は我が国で、コロナ対策の見直しが遅れて回復が遅れたため2023年の成長率は欧米と比べ相対的に良いですが、2024年の成長率は2023年より下がると世銀は見ています。これは昨年10月のIMFの予測でも同じで、2024年以降、我が国は再び欧米先進国を含む世界に置いて行かれる形です。少々寂しい話ではありますね (._.)1月初旬の段階では、IMFの世界成長見通しは2022年10月公表値をさらに引き下げる可能性が示唆されていましたが、世界経済は2.7%で据え置き。
正式には1月31日に公表されます。以下、参考まで2022年10月の公表値です。
(2022年10月公表)
2021 2022 2023
世界 6.0% 3.2% 2.7% → 2.7%据え置き!
米国 5.7% 1.6% 1.0%
欧州 5.2% 3.1% 0.5%
中国 8.1% 3.2% 4.4%
日本 1.7% 1.7% 1.6%
2021 2022 2023
世界2022年1月 5.9% 4.4% 3.8%
世界2022年4月 6.1% 3.6% 3.6%
世界2022年7月 6.1% 3.2% 2.9%
世界2022年10月 6.0% 3.2% 2.7%
https://www.imf.org/en/Publications/WEO/Issues/2023/01/31/world-economic-outlook-update-january-2023