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世界で「グリーン水素」の黄金時代が到来か? 政策と技術の融合で「非現実」から「現実」へ

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    世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表

    技術の進歩や大規模プロジェクトによる規模の経済により少なくとも他のエネルギーより安価になれば(脱炭素という要素がなくても)、今後導入が進むと思われます。それに加えて、脱炭素という要素があるので資金も集まり易いという点があります。また、脱炭素に加えてグリーン水素のもう一つの魅力はエネルギーをストック&輸送できることで、例えば季節間や地域間のエネルギー需要の変化を平準化できるという点でメリットがあります。
    日照量、規模面、立地面という意味では中東もメリットがありますが、欧州からの距離を考えるとモロッコ、エジプト、モーリタニアなども有力なグリーン水素の生産拠点となり得ます。現地にも行きFeasibility Studyも見ましたが、既に一部のプロジェクトにはオイルメジャーなどの投資が集まっています。LNGも最初は技術的、コスト的なハードルがあると言われていました。。


  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    政策が技術と融合する事で、全てとはいいませんが、かなりの事業が「現実の詐欺」になろうとしていると思います。

    皆、つい生産コストにばかり注目が行きがちですが、水素供給にとって重要なのは、生産地と需要地の間の輸送手段と、その用途です。

    大規模化してコストダウンしようとすると、大量の需要が必要となりますが、手っ取り早いのは水素発電所を作り発電に使ってしまうことで、多くの需要想定でそうなっています。水素をガスとして使うより末端の設備更新が必要ではない事と、電力の場合、電力料金はある程度政府がコントロールできるためで、例えば水素で製鉄した場合、その製品が幾らで売られるか保証がありません。

    しかし、再生可能エネルギーで発電した電力で水素を作り、その水素で発電する場合、単純にはただ2回エネルギーを変換しただけなので、輸送効率の問題になります。ある程度の距離であれば当然送電線が圧倒的に高効率(95%以上)です。長距離を船で運ぶ場合、液体水素に変える必要があり、発電まで含めた輸送効率は恐らく1-2割まで落ちると思います。

    水素でなければできない事は限られている(燃料電池を動かすなど)ので、水素として運ぶことが正当化できるケースは規模としては稀です。発電用途で長距離輸送するのであれば、アンモニアの方が合理性があります。

    次に正当化の可能性があるのは、水素による調整力という事になりますが、その変換効率の低さから考えて、優先度はかなり低いです。水素による調整力の前に導入すべき技術がたくさんあります。

    水素事業は、その全体の仕組みを理解する人の割合が常に低いため、一部に目をつぶるだけで夢を描くことができ、詐欺や投資、政治と結びつき易く、今はそれが世界的にバブルを起こしている段階です。今後、需要なき生産設備投資が相次ぎ、頓挫するプロジェクトを多く見ることになるでしょう。そして、その財源は多くの場合、それぞれの国の税金になると思います。これが自由主義経済の最終形態(市場による徴税権への侵食)だと思います。


  • バッテリー スペシャリスト

    グリーン水素は目的論的に狙って作るのではなく、余剰資源の活用として本来作られるべきかと。

    稀少な資源である再エネ電源をわざわざ水素に転換して一から配送インフラを作ることは、どう考えてもブルシット・インフラになってしまう。

    電化がすべてでは無いとしても水素を作って何をしたいのか。バッテリーよりマシだとも思いますが、燃料電池をかますならバッテリーと大して変わらない気がします。


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