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長期金利、日銀の上限超える 一時0.545%に上昇

日本経済新聞
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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    市場で決まるべき長期金利を中央銀行がコントロールするのは禁じ手で、主要な中央銀行でやっているのは日銀だけに止まります。おまけに政府が放漫財政で巨額の借金を積み上げ続けていますから、投機家が円安と金利の上昇に賭けるのは自然な成り行きです。過去に何度もそうした動きがありましたが、日本の経済規模と恒常的な経常黒字、そして国債市場の厚い流動性の壁に跳ね返されて火傷を負って撤退した来たのです。
    ところが日銀が国債の半分以上を買い占めて国債市場の流動性が薄くなり、円安が進み貿易赤字が膨らんで経常収支の黒字幅が縮まる中で ①日銀がコントロールする10年物国債の金利が上限の0.25%に張り付く ②10年物国債の入札で落札利回りが0.25%に達して国債発行に支障が出かねない ③国債金利が歪んで民間の社債発行にも支障が出始める ④財務省が発行した国債が直接日銀に持ち込まれる財政ファイナンス紛いのことが遂に起きた、という経緯を経て日銀が政策修正に追い込まれたのが昨年の12月です。 投機筋を相手に勝ち続けて来た日銀が歪みの拡大に耐え切れず、遂に市場に打ち負かされて投機筋を大儲けさせたわけですから、投機筋が嵩に掛かって攻め立てるのは当然です。
    昨年10月の修正は低くなり過ぎた10年物国債の金利上限を0.5%に引き上げ、他の年限の国債を大量に買って利回りを抑え、全ての国債金利をコントロールしてイールドカーブを均すものですが、見方を変えれば10年物国債のみならず全ての年限の国債利回りを日銀が更に歪める構図です。歪みが拡がれば投機筋が儲ける機会も広がります。
    いわば“だまし討ち”をした日銀の説明を投機筋が信じるわけはなく、一度打ち負かした日銀を再度打ち負かしたいと考えるのが人情です。空売りで大儲けした投機筋の買い戻しが済んで市場が動き出す新年が心配と修正直後から言い続けていましたが、起きるべくして起きた現象だろうと思います。日銀は国債を大量に買って対処するほかないのでしょうが、いつまで支え続けられるものなのか。異常な政策は異常な結果を招くと異次元緩和の当初からこれまた言い続けて来ましたが、こういう異常な状況を生むのが禁じ手の禁じ手たる所以です。


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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    日銀のYCC副作用点検に債券市場の一部が期待しちゃってるんでしょう。


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    株式会社ナウキャスト 取締役会長

    市場は、先を織り込もうとするもの。新総裁が決まり、そのスタンスが明らかになるまで、一旦いくところまでいって、もとのレンジに戻り、を繰り返して落ち着きどころを探る展開が続くでしょう。


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